マチ弁日記おばさん弁護士の独り言

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<<   作成日時 : 2007/08/19 20:25  

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急に、それも、医療訴訟について書いた記事に集中して、コメントが届くようになった。
きっと、どこかで、この記事が紹介されたのだろう。
私は、医療関係者の方たちの多くが、正義感や使命感を持ち、時間外労働を強いられながら、現場で闘っておられることを否定するつもりはまったくない。診療 報酬制度についても、もっと頑張っている医師が報いられるような制度になればよいと思っているし、医療過誤についての無過失保険も、現場で頑張っている医 師のためにも、一日でも早く実現したら良いと思っている。
しかし、今回頂いているコメントのように、医療過誤訴訟が増えて喜ぶのは、弁護士だとか書かれているのを見ると、やはり違うと思う。
弁護士会や、医療過誤に関する相談窓口には、たくさんの相談が寄せられている。
もちろんその中には、およそ医療「過誤」といえるのか、明らかに疑問なものもあり、そういうものについては、弁護士もきちんと医療「過誤」とは言えない、受任できないと意見を述べている。
また、その後、相談の段階が進んで、証拠保全を検討する場合にも、相談者は、時間もお金もかかること、カルテを保全したからと言って、医療側に過失が有ると確定したわけではなく、最悪、その証拠保全に要した費用は、戻ってこないことを弁護士から説明を受ける。
そして、証拠保全が実施された後、入手したカルテ類は、検査結果など整理されて医療専門家に送られる。この段階で、過失はないという結論が出ることも多い。それを弁護士は、相談者に、説明して、次の段階へは進めないことを理解して貰う。
専門家からも、不適切な医療行為との指摘が有れば、そこで初めて、医療側と交渉が始まる。そして、交渉が決裂して、初めて訴訟提起もしくは調停申し立てとなる。
踏むべきステップは多く、簡単には訴訟にはならない。
相談者の多くは、すでに医療機関側と話し合いをしているケースも多い。
今まで訴訟になったケースの中には、話し合いの段階では認めていたことを、訴訟段階では全く認めなかったケースや、医師が訴訟でも事実と異なる証言をした ことが明らかになったケースが2件ある。どちらも偶然から、医師の証言が事実と反することがわかった。だからといって、偽証罪で告発したりまではしていな い。相談者が望んでいることは医師を個人的に攻撃することではない。

相談者は、「何が起こったのか知りたい」という場合が多い。そして、金銭的なことは二の次のケースが多い。少なくとも私が扱ってきたケースはそういう事件ばかりだった。
もっと早い段階で話し合いをして、和解することができたのではと思える事件が多い。しかし、医療側には、保険会社の考えや医師会の考えもあり、病院や医師個人の考えだけでは、和解できない場合も有るのだろうと思う。
だから、訴訟になる前に、第三者機関による調査委員会が機能して、医療側と患者側が不幸な結果が起こった原因を解明できて、お互いの立場を理解し合える場ができたり、医師の負担を少しでも和らげられるように、無過失保険ができれば良いと考えている。
おぎゃー献金は、そういう使われ方がされていればよいのにと思っている。

訴訟があるから医師が減るという事実から目を背ける積もりはない。しかし、訴訟を減らす努力は、訴訟した人たちを、バッシングすることであってはならないと思う。もっと他に方法が有るはずである。
本当に気の毒な事案があるのも事実なのである。
コメントを送ってこられた方たちは、一生懸命頑張っておられる人たちなのだろう。しかし、杜撰な医療行為をしている医者や病院があるのも事実なのである。 そういうところで発生した医療過誤について、被害者は、どうすればよいのだろうか?杜撰な医療をしている病院や医師はまったくいないと言い切れると考えて おられるのだろうか?

できれば、医療側と患者や弁護士が対立する構造ではなく、協同して医療過誤を減らす努力がなされればと思う。実際に、医療事故調査委員会など、外部の人を入れた委員会ができているところも多い。
医療側が、萎縮することなく、しかも、患者側も万が一医療事故が起こって、身体的な損害が生じても、訴訟等の多大なリスクを負うことなく賠償を受けることができれば、双方にとって良いのにと思う。
コメントを送って下さった人たちも同じ気持ちなのだろうと信じている。

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ちょっとした世界旅行はいかがですか..。*? 医療事情編
(関連目次)→海外医療事情 目次                         ...続きを見る
産科医療のこれから
2007/08/21 12:06
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内 容 ニックネーム/日時
第三者機関の設置

残念ながら私は、この機関については懐疑的です。医師または医療機関側と患者側の双方にとって納得性のある機関を作ることが、まず難しい課題です。また、 訴訟件数で年1000件以上、前段階を入れるとその数倍の案件があり、体制(人)も予算も半端なものではないはずです。今の政策の延長では、仮に作ったと しても規模が小さく有名無実化するでしょう。政策を変えない限り、その為には国民側の意識が変わらない限り、実効性のある機関の設置は不可能と考えていま す。国民の意識を変えるのに訴訟は有効な手段なのでしょうか? できれば司法関係者の方たちにも、この問題は、単に医師や医療機関だけの問題ではないとの メッセージを出していただきたい。
医療関係者ではありません
2007/08/19 21:06
>無過失保険

明らかに無理な話です。
脳性麻痺は0.2%の確率で間違いなく起こります。
最近の民事裁判ではほとんどが裁判官の「患者救済」判決により、
一億近い賠償が求められます。

仮に0.2%と仮定すると、

120万円X0.2%X1.2億円=2880億円/年かかります。

”脳性マヒ”という、限られた科の、たったひとつの疾患で、
国家予算の0.5%程度がなくなるわけです。

誰が払うのですか?あなたが払うわけではないのに、
無責任ではないのでしょうか?
医大生(まだ使命感はついえていないはず)
2007/08/19 22:06
元々産科に進みたいと考えておりましたが、
あなたのような人たちがいると知り、やめました。

人の命を救いたいと思って医学部に入りました。
労働時間が長いのも、鍛練が大変なのも、
時には患者様から苦情を言われるのも、身を削るのも、
笑顔で耐えられます。

でも、犯罪者にされたり、
あなたのような人間の餌食にされた先輩の二の舞を演じるのは、
本当に耐えられません。

居直って、「歩み寄りたい」とおっしゃりながら、
実際に訴訟を起こされているのが信じられません。

私だって、人を助けたいんです。
もう一度、あなたも良く、胸に手を当てて、
考えてみてください。
産科志望の医学生
2007/08/19 22:28
もうおそらくどうしようもないとあきらめていますが、
医師は本当に明らかな医療ミスやずさんな医療行為であればたとえ医師同士でも守ることはありません。
団結して戦っているというケースでは医師はそのいずれでもないと思っているからなのです。
どうしても確率上起こってくる合併症をミスとは言われたくないのです。
たとえば成功率50%の手術で成功しなかった場合、
法曹の方々も含めて一般の方々は失敗と思うかもしれません。
成功しなかった→失敗→ミスがあったんだろう!
それはそうなんですが、それをミスといわれてはもはや手術は出来ません。
地方勤務医
2007/08/19 22:59
すみません、続きです。

あなたは100回続けて針穴に糸を通し続けられますか?
一度でも失敗すれば患者さんが死に、自分は訴えられ、
場合によっては逮捕されてしまう、
こんな現場から一度の失敗を恐れて逃げ出しているのが現状です。
今までは悪い結果に関しては学会で報告し
そこで二度と同じ結果を出さないよう解決策を見出してきました。
しかしおそらくこれからはそれも出来なくなるでしょう。
そんな個人情報は公にできなくなりました。
すべては訴訟に対する恐怖心からです。
あなたのおっしゃることも正義だと言うことは良くわかります。
あなたが裁判で勝利することによって救われる方々がいることもわかります。
しかし医師の立場からその訴訟が妥当ではないと感じたとき、
それが日常の診療の足かせになります。

かといって医療訴訟がなくなることもないでしょうし、
刑事事件扱いされることも続くでしょう。
もう医療側は残念ながらそれに従うしかありません。
リスクの高い治療、手術、分娩、救急、小児・・・
気づいていないでしょうがもうすでに崩壊してしまいました。

地方勤務医
2007/08/19 23:00
昔 は医療事故(過誤を含む)で思わしくない結果になっても、患者さんや家族は「医者にかかってもダメだったんだから、仕方がない」と諦める人がほとんどだっ たと思います。それが良いか否かは別として、そういう甘い風潮のお陰で、医者は本来の医療行為(=医者が病気を治すために解決策を考えたり、手を動かすこ と)に集中できたのではないでしょうか。そのようにして限られた医者資源を本来の医療行為に集中することによって、日本の医療が安い医療費で回っていたこ とは事実だと思います。それが今では、説明と同意の意識が高まり、思わしくない結果についての弁明も求められ、本来の医療行為に割ける時間を圧迫していま す。心労も増えています。
峰村健司
2007/08/19 23:06
続きです。

今でも「医者にかかってダメなら仕方がない」と思う患者さんが多数だとは思いますが、徐々に裁判などに訴える人が増えています。そういう人が例えば医療事 故の裁判で1億円を勝ち取ったとします。そうすると医療側は医療原資を1億失うわけです。医療原資が減ればその分医療の質は低下し、結局割りを喰うのは 「仕方がない」と思って諦めるような、昔ながらの安価な医療で十分事足りていた人なのではないかと思います。訴訟で1億を勝ち取った人は勝者ですが、それ による敗者には医療関係者のみならず、声無き一般の人々も含まれてしまうのです。
--------------------------------------------------
書きたいことは山のようにありますが、とりあえず拙サイトで昨年3月に書いた文を書き残していきます。
http://www.orcaland.gr.jp/kaleido/
峰村健司
2007/08/19 23:07
前のエントリーで通りががった者です。
前のエントリーとそのコメントを一通りよんでから、ここを読んで、言い訳のような駄文に失笑致しました。本当にあなたの法律屋としての素質について、自省される事をお勧めします。通りががり寄り道失礼しました。
また通りががり
2007/08/20 00:30
>私は、医療関係者の方たちの多くが、正義感や使命感を持ち、時間外労働を強いられながら、現場で闘っておられることを否定するつもりはまったくない。
>もちろんその中には、およそ医療「過誤」といえるのか、明らかに疑問なものもあり、そういうものについては、弁護士もきちんと医療「過誤」とは言えない、受任できないと意見を述べている。

そうですか??
だとしたら、奈良県の妊婦死亡事件を不用意に例に出したのは良くなかったと思います。あの事件が医療過誤だというなら誰にも医師は務まりません。
新聞の報道を鵜呑みにせず、まず事実関係を調べてみて発言すべきでしょう。

田舎の医者
2007/08/20 01:23
都合の悪いコメントを削除するのはやめてください。
そして、もっと勉強してください。
ひろ
2007/08/20 01:51
>しかし、杜撰な医療行為をしている医者や病院があるのも事実なのである。そういうところで発生した医療過誤について、被害者は、どうすればよいのだろうか?杜撰な医療をしている病院や医師はまったくいないと言い切れると考えておられるのだろうか?

これは論理のすり替えですよ。多くの医師や医学生は杜撰な医療行為云々という論点について憤っているわけではありません。おおよそ医師として最大限の努力をした上でも生じてしまった不可避の結果について、不適切に責任を追及される事案についてのことです。

医師の台詞としての適不適はともかく「俺たちゃ神様じゃねぇんだからな」とはうちの教官がよく言う台詞ですが、どんなに最善の処置をしても医療行為という性質上、常に不可避の結果が付きまとうことを今一度理解していただきたいと思います。
通りすがりの医学生
2007/08/20 02:29
>都合の悪いコメントを削除するのはやめてください。
>そして、もっと勉強してください。

「医療界は隠蔽体質だ」

だれも明らかな過誤をかばう医療従事者も皆無に近い。

むしろ隠ぺいするのはあなたです。
医学生
2007/08/20 08:17
死なない人間はいない。
なぜ、80歳過ぎの方が亡くなっても訴えられるのでしょうか?
確かに、医療者にも上から見下ろすような方がいて、気分を害されたということなのでしょうが、患者の死亡=医療ミス、合併症=医療ミスという間違った考え方を流布すのはやめていただきたい。

医療を悪くしているのは、あなたのような医療不信を煽る方が原因です。

もし、医療訴訟専門になさるのなら、まず医学教育を受けられて(別に医師国家試験を受ける必要はない)、医学知識、医療とは何ぞや、といったことを十分理解してからされることをお勧めします。
通行人
2007/08/20 09:14
>>本当に気の毒な事案があるのも事実なのである。

ここ数年、様々な事例が論議されています。おっしゃるとおり気の毒な事例もあるのですが、
逆に訴えられた医師のほうが気の毒な事例の存在も無視できないのではないでしょうか。
神の手などと言われるような医師を讃えるテレビ番組はありますが、その他は医療ミス・医
師バッシングのような内容の報道ばかり。裁判は、医師が悪いとの立場の報道ばかりです。
訴えられてるわけですから、しかたないのかもしれませんが。医療に携わるコメディカルと
しては、今の医師が気の毒でしかたありあません。

>>もっと早い段階で話し合いをして、和解することができたのではと思える事件が多い。
逆に和解できている事例も多いと思いますよ。
ある病医のコメ
2007/08/20 09:20
た くさんのコメントありがとうございます。初めてのブログで、使い慣れておらず、読み終わったコメントを管理ページで削除してしまいました。コメント自体が 公開されていて、管理者に対してだけではなく、読まれる方全員へのメッセージになっていたんですね。大変失礼しました。今後は、コメントは全部残しておき ます。
コメント自体は、全部目を通して、一つ一つ考え込みながら読んでいます。

それと、無過失保険ですが、これはしばらく前から、ある地方で、導入について議論されていると聞いていましたが、ここに来て、産婦人科学会だけではなく、日本医師会自体も、無過失医療補償という形で、提言されていると聞き及んでいます。そのことに触れたつもりです。
今のところ、産婦人科分野についての導入が議論されているようですが、出来れば社会保障の一環として、小児科や他の科にも広げていただければよいのにと考えております。
おぎゃあ献金も、こういう形で使われるのであればいいなと思います。
うめちゃんスナちゃん
2007/08/20 11:53
現状の無過失保険制度に関して、そのお金をどこから拠出するのですか?
なんでも国に出させればいいと思っていませんか?
それとも産科医に出させるのですか?

ちなみに、脳性麻痺はたとえ経膣分娩から帝王切開に変えても発生率は変わりなかったという報告があるのをご存知ですか?これでも脳性麻痺は産科医の責任ですか?ミスですか?
やる気なくなるなあ。
2007/08/20 13:57
こんにちは。どなたがが私のブログを貼ってくださったようで、
そちらの足跡から参りました。

なぜ脳性麻痺に関してや、おぎゃあ献金の話になっているか不明ですが、
そもそもおぎゃあ献金自体は、脳性麻痺のような子供たちのために作られたと聞きます。今でも車いす(脳性麻痺に必須です)など社会のために使っているとおもいますけれど。毎年報告がきますし。コンサートなども開いているとおもいます。
おぎゃあ献金そのものについては、たくさん集めた医療機関が毎年発表されまして、発表されるだけで何にもいいことはないけど。がんばろうね、うちの子はう まく産まれたから、ほかの子のために使ってね、という理念で集めさせていただいています。でも最近は、献金される方も少ないし、まぁ同じように「どっかで 使い込んでるんじゃないの!?」と悪意的に言われることも多く、傷つくのでもうおススメだってあまりしていません。嫌ですもん。そんなこと言われるの。
僻地の産科医
2007/08/20 14:35
(つづき)
脳性麻痺についてはこちらを読んでください。
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/07/post_7b34.html
と言われても、全部は読めないでしょうから、こちらだけでも。


脳性麻痺の内、分娩が原因である頻度は15%前後と考えられており、
米国産婦人科学会と米国小児科学会は2003年「脳性麻痺の原因として
の分娩中の急性低酸素症の診断基準」を示した。

一方、我が国の脳性麻痺訴訟においては分娩が原因であり医師の過失を指摘する判決が 約80%であるといわれ、その高額損害賠償額と共に重大な問題である。
日本産科婦人科学会誌57巻4号http://www.jsog.or.jp/PDF/57/5704-047.pdf
僻地の産科医
2007/08/20 14:36
周産期医療をめぐる訴訟の現状
(臨婦産61巻3号・2007年3月 259−263)
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/06/post_ee7b.html
4.新生児脳性麻痺報告
 平成16年12件、平成17年18件、併せて30件の報告があった(表6)。
 22件(73.3%)で紛争が起こり、8例(26.7%)で不明である。ほかと比較しても、圧倒的に訴訟となるリスクが高く、不明も今後訴訟へと発展する可能性もある。紛争「なし」と報告した施設はなかった。

 分娩が原因であるCPは10〜20%といわれており、100%報告が未だなされていないことを考慮に入れても、この訴訟率の高さは異常であろう。
僻地の産科医
2007/08/20 14:40
(つづき)
無過失保障については、かなり難しい問題をはらんでいます。
吉と出るか凶とでるかわかりません。 無過失保障でもらった金額で訴訟を起こされ、訴訟率が上がり、上記にみるような訴訟率、敗訴率ですし、
去年の脳性麻痺18例中13例が係争中です。
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/07/post_5694.html
下から3枚目のスライドです。
そしておそらく、この中の80%程度が敗訴するんでしょうね(笑)。
おそらく10%程度しか分娩時の問題ではないにもかかわらず。
(この10%程度という数字は、アメリカ、カナダなどでのすでに一般的になっている結論の数字ですから)
僻地の産科医
2007/08/20 14:44
(つづき)


ですから、こと脳性麻痺に関するのであれば、産科医は「国が社会保障の枠でお金を出してあげてくれればいいのに」という声が大半です。脳性麻痺を医療事故 (そもそもあなたが「医療過誤」と「医療事故」そして「病死」の意味を混同しているようにしか見えないのですけれど)と結び付けて論じられること、そのも のがかなり誤解に基づいたものであると私は考えます。
これはあなた一人の問題ではなく、社会に全く理解されていませんので、ぜひここで皆様に対するメッセージとして書かせていただいているわけでもありますが。

また大淀病院の件についてですが、かなり医学的にはお子様を助けることができたこと自体が奇跡的だと私は考えます。妊娠中の脳出血についてはこちらです。
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/07/post_3e32.html
かなり死亡率が高いのです。
そして救命できたとしても、かなり後遺症が残ります。それはこちら。
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/07/2007_8010.html
僻地の産科医
2007/08/20 14:46
(つづき)
例を挙げるに不勉強であったとみなさまに指摘されるゆえんです。
ぜひこの機会に勉強してください。

さて第三者機関についての資料集はこちらです。
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/07/adr_0636.html
ただ単に、お書きになられるからには、隅から隅まで読んで、勉強せえよ。と言っているだけですが、どの程度勉強されていますか?
いまの段階で(会議としては7回まですすみましたが)合意事項でさえ決まりません。患者さんの立場と医療者の立場があまりにも違いすぎるので。
7回目だけでも読んでください。こちらはロハス・メディカルブログの目次になります。
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/07/post_a9e7.html
ADRの問題点はこちら。
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/05/post_37c0.html
僻地の産科医
2007/08/20 14:51
(つづき)
長々と書きましたが、
> 医療側と患者や弁護士が対立する構造ではなく、協同して医療過誤を減らす努力がなされればと思う。実際に、医療事故調査委員会など、外部の人を入れた委員会ができているところも多い。
> 医療側が、萎縮することなく、しかも、患者側も万が一医療事故が起こって、身体的な損害が生じても、訴訟等の多大なリスクを負うことなく賠償を受けることができれば、双方にとって良いのにと思う。

この部分に関しては同感です。
そのためには、どのような理解が必要か、お考えくださいませ。
僻地の産科医
2007/08/20 14:57
(つづき)
前日の日記は読ませていただきましたが、批判されるべき代物であることに変わりはありません。医療には合併症がつきものです。これを0にすることはできません。
車を運転されるのかどうかわかりませんが、
「人を絶対に引かない」「事故を絶対起こさない!」
電車が「絶対に人を引かない」「事故を絶対起こさない!」
訳ではないのに、みな利用しますよね?
医療もそういった点を0にはできません。
宝塚の列車事故で、JRはどうやら運転士をしめあげたりしていたと報道されていましたが、「電車を時刻通りに走らせろ!」としめあげたところで、
「不注意で停止線を大幅に超えるなよっ!」としめあげたところで、
現場は委縮するだけなんですよね。
いまは医療に関して、自分たちには非がないことまで責められ続けています。
どうしたら一番いいのか、一緒に考えてください。
僻地の産科医
2007/08/20 14:58
産科医を40年続けると二人に一人は訴訟に巻き込まれるそうです。
しかもその確率は年々増えています。
また1分娩施設あたりの産科医は2.58人です。
(平成18年日本産婦人科学会調べ)
極論すれば「訴えられない産科施設はない」ことになり、
日本中の産科医があなたの言う「杜撰な医療行為をしている医者や病院」
ということになります。
これは正常なことですか?
何かおかしいと思いませんか
                 以上です。
産科医やめたい
2007/08/20 15:23
はじめまして。
医療過誤を専門にお仕事をされていらっしゃるとの事ですので、ぜひ教えていただきたい事がございます。

先日の記事でしたか、

  そこまで批判するなら、判決文の隅から隅まで読んで欲しいと、憤慨した

と書いてある文章を拝見いたしました。
我々にとっても判決文はたいへんに有用な資料なのですが、これは必要であればすべて自由に(どれだけお金がかかってもかまいません)手に入るものなのでしょうか。
病院事務職員(法務担当)
2007/08/20 16:44
我々はあなたのお書きになった

  患者はどういうときに医療過誤訴訟に踏み切るのか
  どうすればミスが減り
  どうすれば訴訟に至らずに解決できるのか

を、医局は医局において、病棟は病棟において、そして法人運営の立場ではそれぞれを総括的に、上記を実現するように日々努力精進しております。

まずは、すべての医療過誤訴訟においての判決文・判例から、学べるものを学びたいと考えております。
個人情報保護だとかシステムがない、という言い訳をあなたから聞くつもりはありません。
もしもそれが(手続さえすれば)自由に手に入るのもではないのなら、吐いた唾をまず飲み込む事をしていただきたいと思います。
病院事務職員(法務担当)
2007/08/20 16:45
そして、

  できれば、医療側と患者や弁護士が対立する構造ではなく、
  協同して医療過誤を減らす努力がなされればと思う

これを実現する為に、過去のすべての医療過誤訴訟の判決文・判例を患者さんも弁護士さんもそして我々病院側も共通の資料として閲覧できるように、新しいシステムを作る事を、あなたのように高い立場の方に強く強くお願い申し上げます。

もしかしたらあなたの方から、それは医療側の方々が先にアクションを起こすべきとおっしゃるかもしれません。
個別には既に現厚生労働省大臣に陳情申し上げております。
国会議員のみなさんは、弁護士出身者の方もたいへんに多いと伺います。
こちらは既に動き出しておりますので、あなた様とあなた様の側の方々も、動いてください。
病院事務職員(法務担当)
2007/08/20 16:47
それと、もう一つお願いがあります。
すべての判例が開示される事が実現しましたら、過去の事例がすべて妥当であったかどうかを、法解釈として適切であったかどうかを、カンファレンスとしてぜひともご検討いただけないでしょうか。
それを行った時点で初めて、私どもが日々苦悩している理由をご理解いただけると思います。

はじめての書き込みにてたいへんな長文を書き込みまして失礼をいたしました。
今後の先生のご活躍を願っております。
(嫌味に捉えられるかもしれませんが、本心から書いておりますので、誤解なきよう重ねてお願い申し上げます。)
病院事務職員(法務担当)
2007/08/20 16:47
>訴訟があるから医師が減るという事実から目を背ける積もりはない。しかし、訴訟を減ら
>す努力は、訴訟した人たちを、バッシングすることであってはならないと思う。

少なくとも,大淀事件の訴訟にかかわっている弁護士や「陣痛促進剤xxxの会」の人間は明らかに医療に敵意を抱いています.もともとご主人は「訴訟する気 はない.真実が知りたい.」とテレビに向かっても話していました.訴訟を起こしても「真実が明らかにならないことは弁護士さんには自明」ですよね?それな のに訴訟を起こすように仕向けたのはどうしてでしょう?カルテをマスコミに流しながら,「カルテ内容が不法にネットに流されたことに対して訴訟を考えてい る」というのはどういうことなんでしょうかね?非難されても当然かと思われますが.
そして医学的な検証では,医師側に落ち度は無かったことがほぼ明らかになっています.

私は麻酔科医ですが,多くの臨床医は私のようにこの裁判に注目しています.
Level3
2007/08/20 17:26
>うめちゃんスナちゃん 様

医療訴訟問題に関して、医療に関する少ない知識
を考える材料にして片隅のブログで書いていても、
医師との溝が深まるだけです。
僕が知識が豊富であるというわけではありませんが、
時代は集合知の時代です。
同じ話し合いの蒸し返しは時間と労力の無駄です。
真に医療を良くしたいという考えでしたら、
モトケン先生にお願いして↓
http://www.yabelab.net/blog/
もっと勉強をつんでください。
脳外科見習い
2007/08/20 18:09
あのね。「杜撰な医療行為をしている医者や病院があるのも事実」というのは、別に医療訴訟の必要性を肯定する理由にはなりませんよ。

日本の医療は世界一の水準ですが、確かに「問題のある医療行為」が全くないとは言わない。しかしそれらは、医療の現場において、医師自らによって、しかるべき方法で是正・改善されているのです。

しかし、司法は、何が「問題のある医療行為」なのかの見極めができない。また、ただ巨額の賠償金を命ずるだけで、是正もできない。

言うなれば、医療訴訟というのは、悪くもないところを乱暴に切り裂いて、誠実な医師に「病巣」というレッテルを貼って排除するだけのものです。

問題のある医療行為を的確に見極め、それに対して有効な改善策を講じることができるのは医師だけであり、それは現に実行されている。少なくとも、腐敗にま みれた司法界とは比べ物にならない位の自浄作用を有しているのです。分かりもしない医療のことに首を突っ込む前に、自分たちの不正行為を是正するのが先決 じゃないですか? これだから、心ある人からは賎業とか悪しき隣人とか言われるんですよ。
中堅勤務医
2007/08/20 18:13
それから、「訴訟した人たちを、バッシングすることであってはならない」というのは、いったい何様のつもりですか? 要するに、医師のミスは攻撃するけど、自分たちがする事に文句は言うな、ということですかね。

そもそも医療の本質を理解する能力も姿勢もないのに、誠実な医師に対して過誤だ何だと言いがかりをつけて、人格攻撃の限りを尽くして医師(と、その医師を 頼りにしている患者)の生活をズタズタにして、仕事を続ける意欲を完全にそいで貴重な医療資源を枯渇させておいて、それでもなお「訴訟による恫喝に文句を つけるな」というのは、いったいどういう頭の構造なのか。能力以前に、人として卑しいとしか言いようがないよ。

少しでも社会に貢献したいなら、「医療訴訟」という名のテロ活動を即刻中止しなさい!
中堅勤務医
2007/08/20 18:18
医療について勉強してから,書き込んだ方がいいと思うのです.
今後も,炎上し続けるかもしれませんよ.
だから
2007/08/20 18:37
こんなに無知なのに、よく恥ずかしくないなー。
俺は自分の専門以外についてコメントなんて出来ないよ。
度胸だけは満点だよ、このおばさんは。
無知の知を知る者
2007/08/20 19:15
一寸通りますよ
ブログ主さんの2007/08/20 11:53のコメント
(無過失医療補償は)出来れば社会保障の一環として、小児科や他の科にも広げていただければよいのにと考えております。
おぎゃあ献金も、こういう形で使われるのであればいいなと思います。

おいらは「明らかな」医療過誤については無過失医療補償の適用は有害だと思いますよ。本当の「被害者」も。お医者さんもね。患者(家族)の理不尽なクレー ムの実態について(あれほど不当な医療バッシングに終始した)マスコミも記事に出さざるを得なくなってるよね。こいつ等の相当数が現実に提訴して、その何 割かは「不当に」和解・判決で相当のカネを手にしているのに無過失医療補償と称する制度を適用したら、こいつ等がハゲワシの如くどっと押し寄せ、資金枯渇 は必定でしょうな。やはり無過失医療補償などやめるか、もしくは限定的運用として、「明らかな」医療過誤の有無については専門職である医者が判定すべきで すね(一審制で良し)。
またまた通りががり
2007/08/20 19:29
それから「医療過誤なし」の判定でたら要求額と同額を負けた原告が名誉毀損詫び金として即刻支払うべきですな。提訴時に供託義務付けるとかね。それでトンデモな提訴は抑止されるでしょうな。

それに仮に無過失医療補償制度が導入されるとして、その資金はどこから出るの?患者負担の可能性は100%ありませんでしょ。税金や保険なんか財源にした ら法案出した政党は壊滅的大敗確実でしょう。あなた方法曹の方で折半してもらえます?となれば結局医者に押し付けるんでしょう。航空機の搭乗保険はパイ ロットが負担すべきでしょうか?従ってお医者方が負担すべき根拠も否定されましたね。どうしてもというならやっぱり法曹の方で工面していただけます?無駄 な訴訟が「減る」らしいですからその分無駄な訴訟費用が浮くでしょ?そこから捻出して頂けますかねw
通りががり、失礼しました。
またまた通りががり
2007/08/20 19:29
保険会社や医師会の考えで話し合いがちゃんとできない?
ふつうの勤務医が巻き込まれる訴訟って
素養になる段階でそんなの出てこないですよ。
まじでいっているのでしょうか?
アメリカの医療制度と勘違いしているのでは?
実は日本のまともな医療訴訟を担当してない?
本気ですか?
2007/08/20 20:59
医 療関係者の集中砲火を浴びているようですね。こう言う場合、『ヒステリックに反応する、医療関係者』と言われて仕舞いますね。でも、本当に医師達は、不当 な訴訟及び判決に、非常に危機感を抱いて居る事を知って頂きたい。医療は、法律における曖昧さとは、全く違う次元で不確定要素を持っているわけです。それ を、医学の教科書や極端な立場で書かれた論文を引用して、ここにこう書かれているから、この医師が行った行為は誤りであると断罪できるとは到底思われませ ん。あなたが、医療者に全ての判例や判決文に目を通す必要があるとおっしゃるならば、是非貴方達も、全ての関連論文や教科書を通読してみて下さい。もし、 そこにあなたが疑問に感じるものがあれば、いつでも我々医師にぶつけて見て下さい。きっと、ちゃんと答えてくれるはずです。
一般的な外科医
2007/08/20 21:18
よかったですね。ここのコメントはブログ主さんにとって宝の山ですよ。
ハッキリ言って、別記事読んで「こんな無知で医療訴訟専門ってどういう無謀さんだよ」と思っていましたが、みんなあなたの無知を正そうと、人によっては参照までつけて長文を書いてくれています。あなた一人に色々教えたって何の利益もないのにですよ。

皆さん親切に色々教えてくれてるわけですから、たとえそれがあなたの従来の考えに全く反するものであっても、きちんと目を向けて熟考されることをおすすめ します。まぁ、ただの「炎上」と見なす方向もありますが、もしそう流れるのであれば、「ブログに書かれてる内容は自己正当化のための奇麗事で、あなたには 事態を良い方向に導きたいなんて発想はカケラもない」と見なさざるを得ません。
PKA
2007/08/20 21:49
一般的な外科医さんの主張に同意する者です.
医療側が「全ての判例や判決文に目を通す必要」があるのならば,法曹の皆様も関係する疾病・外傷等に関する「全ての教科書や関連文献」の通読が必要だと思うのは詭弁でしょうか?
少なくとも医療行為に際しては,全てとは言えなくともかなりの「教科書や関連文献」を参照の上行っています.これは法律の様に「最新の一元化したソース」 では無く,古今東西が該当します.平成7年6月9日に最高裁が出した様な安易な「医療水準」などというものは存在しません.
また,原告側がよく主張する「真実を知りたい」という意見にも疑問があります.
裁判は「紛争解決の場であり,真相究明の場ではない」のではないのですか?
原告が,「真実を知りたい」と主張される際,あなた方はそれを明確にされておられますか?
説明されておられるならば,記者会見等でそれらの発言があった場合,訂正されておられない事が理解出来ません.
医師の説明責任同様,それは「説明責任」なのではないでしょうか。
専門分野
2007/08/20 21:56
というかですね。
医者の勤務時間のなんたらかんたらはよくわかっている。
ようなことを書かれていますが。例えば外科の先生は
前日に一日中手術をし、そのあと、自分が夜間の当直医
であれば、夜間に寝ずに診療し、緊急手術が入れば手術し、
そして、翌日にはまた、朝から予定の手術をする。
ということをちゃんとご存知なのでしょうか?
2日目に手術される患者さんになりたいですか?
そりゃ1時間2時間の仮眠はするでしょうけど。
私はできることならなりたくないですが、日本中の
医者が(勤務医)、だいたいそんな勤務をしているんですよ。
そういう状況の方がおかしいわけで、個人を訴えるので
なしに、ほんと、厚生労働省なり政府なりを訴えて欲しいものです。
労働者
2007/08/20 22:30

多分、医者は忙しい。ってみんな言うけど、一般の人はきっと、
みんなそういうから相づちをうってるだけで、大多数は、
おれだって忙しい。世間知らずでお坊ちゃんの医者だから
忙しいとか言ってるんだろう くらいの認識ではないかと
思うんですよね。 
この殺人的な労働条件をなんとかして欲しいものです。
一般に知らしめるべきです。恐ろしくて病院にかかれなく
なるかもですけどね。 ねてない医者に腹切られる!!
そろそろ、正直に言った方がいいですよ。 わしらも。
労働者
2007/08/20 22:30
し かし、この程度の認識しか持たない人間が「弁護士」として大手をふるい、医療訴訟という名に置いてテロ活動を繰り返しているのかと思うと、あきれるやら悲 しいやら。司法試験は難関だと世間の人は思ってますが、大間違いですね。もともと出来の悪い連中がいくら競争しても、この程度の合格者しか出てこないとい うことでしょう。この際、「痴呆試験」と改名されては如何か。

それから、「協力医」が実名での鑑定書を書かないとかぬかしている所も、注意が必要です。マトモな医師なら、テロ活動に加担するような鑑定書を書くことは あり得ない。素人が書いた鑑定書を、リピーター弁護士が「実名は出せないが、たしかに医師が書いた」と偽って提出し、何としても医師を負かしたいという、 医学部コンプレックス丸出しのリピーター裁判官が「匿名だが医師が書いた鑑定だ。これによれば過失あり」と断定して採用、医師敗訴、という過程で捏造され たトンデモ判決も、実はかなりあるんじゃないですかね。判例に拠れば報道機関はニュースソースを出さなくてもいいんだから、それと同じ理屈で、真偽不明の 「鑑定書」によって不当に負かされているケースもきっとあるはずだ。
中堅勤務医
2007/08/20 22:32
医 療は不確実性を常に伴い、しかも、一分一秒を争う判断が要求されます。弁護士・裁判官は、何ヶ月、時には何年もの時間を割いて、確実な過去の判例を紐解い て法的解釈・判断をします。それは理想論に過ぎず、医療の現場では役立ちません。医療の不確実性を鑑み、国から我々医療者に与えれた医療費で行える医療に 限界に則して法律を変えてください。
かなしい
2007/08/20 22:33
まっこれ以上相手にしても、時間の無駄でしょうけど、関西地方で病気になられた時、まともな医療を受けられればいいですね。どこかの臨床チンプンカンプンの能無し教授宛の紹介状か宛て名のない紹介状を渡されてオシマイにならないことを祈っております。

マスコミ関係者、法律関係者は最近、何故か紹介率高いんだよねぇ。スルーパス、ノールックパスってみんな得意になっているんですよぉ、ワールドカップクラスです。
DQNWATCHER
2007/08/20 22:40
本文より引用

「できれば、医療側と患者や弁護士が対立する構造ではなく、協同して医療過誤を減らす努力がなされればと思う。実際に、医療事故調査委員会など、外部の人を入れた委員会ができているところも多い。
医療側が、萎縮することなく、しかも、患者側も万が一医療事故が起こって、身体的な損害が生じても、訴訟等の多大なリスクを負うことなく賠償を受けることができれば、双方にとって良いのにと思う。
コメントを送って下さった人たちも同じ気持ちなのだろうと信じている。」

引用終わり。

我々医療者は上記の思っていますが、弁護士はそうは思っていません。そんな理想世界に弁護士は要りませんから。自分の仕事がなくなるだけですから。ブログ主は単にブログ炎上を食い止めたいとの思いでコメントされただけのように聞こえます。むなしいブログです。
あらあら
2007/08/20 22:50
一寸通りますよ
ブログ主さんは、2007/08/20 11:53のコメントが今の状態に対するベストな対応と思いますか? ITmediaのサイト「なぜ起こる? 「炎上」の力学」
http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0609/04/news012.html
でも読んでくださいね。

ここに「炎上するブログやSNSの例」として
 意見が割れている微妙な問題に関して、知識があまりないにも関わらず、よく知っている風に書いてしまう

という項目があります。また、(リンク先の)次ページには、
「炎上しないための心得」の方法として
 どんなブログでも、きっと誰かが見ていると意識する
 誤りがあったらすぐに謝罪
 やらせをしない
 都合が悪いことを削除しない

事が挙げられます。
通りががり
2007/08/20 23:17
ブ ログ主さんは昨日既にコメントの恣意的削除を行った「前科」があります。(それについて苦しい言い訳してるようですが)また、今晩、トップページのフレー ムの「テーマ」欄の項目の核心部分の削除もしてますね。もしかしてエントリやブログの丸々削除考えてらしますか?上にあげたサイトの記事のように「都合が 悪いことを削除しない」のが基本ですよ。もう誰かが「魚拓」取っているでしょうから削除しても「発掘」されるのがオチですね。
参考資料
ブログで自滅する人々(第1回)〜ブログで「祭られる」人々(日経BP社)
 http://arena.nikkeibp.co.jp/article/col/20051101/114110/

それから早くコメントにしろ、新エントリあげるにしろ、現在の「見解」を表明した方がいいと考えます。「応戦」にせよ「謝罪」にせよね。だけど2007/08/20 11:53のコメントのような「逃げ」は最悪の結果となるでしょう。正面見てない文だからね。
だけどおいらのようなのが立派な弁護士先生に意見するとはね・・・
通りががり失礼しました。
通りががり
2007/08/20 23:18
通りがかりさん

なんてお優しい方なのでしょうか。
ただ、一言言えるのは、

医療従事者はこういった無責任な弁護士が、

医学的正当性もないのに、「こんな可愛そうな人がいるんだ、お情け頂戴」
でふんだくっている事実。
医療を破壊して、後始末をする気もないのに、

怒り狂っているのです。

これも氷山の一角です。
御容赦下さい。

2007/08/20 23:39
>たくさんのコメントありがとうございます。初めてのブログで、使い慣れておらず、読み終わったコメントを管理ページで削除してしまいました。

まずこれが頓珍漢。

消し方が虫食いだったし。

あなたは真実がどうとか仰っておられたのではありませんか?

2007/08/20 23:51
うめちゃんすなちゃん先生

fuka_fuka と申します。
コメント欄でも何度か紹介されている「モトケンブログ(元検弁護士のつぶやき)」によく顔を出しているペーペー弁護士(50期台後半)です。

単に「モトケンブログの過去ログを読んでください」と言われても、膨大すぎて議論の全体を把握するのは事実上無理と思いますので、とりあえず一つだけエントリ(少々荒れ気味の)を紹介させていただきます。
http://www.yabelab.net/blog/2007/05/09-150735.php

# ほかにもっと適切なエントリないしコメントがあれば、補足願います>他の方

モトケンブログのほうでも、医療過誤訴訟の患者側代理人(の経験が多い方)と、医療関係者側との間で、基本的な視座の違いからくると思われる感情的な応酬が多々ありました。
fuka_fuka
2007/08/21 00:01
つづき

「視座の違い」とは、
・患者側代理人が目にする事案は、「不幸な転帰を辿ったケース」が中心。
・医療従事者にとっては、「不幸な転帰を辿ったケース」はごく一部。
という背景から、「医療とは」というイメージが大きく異なって見えるのかな、という趣旨です。

その、お互いが無意識に前提としている「分母」の違いに着目する必要があるのではないかという印象をもっております。
そのうえで、医療従事者側は司法制度を、司法従事者側は医療(と人体の特性)を互いに学んでいく必要があり、それがあって初めて「よりよい医療」の共通イメージを持つことが可能なのではないかと考えているところです。
fuka_fuka
2007/08/21 00:02
つづき

ここでのコメントでも、冷静な意見を書かれている方も一定数いらっしゃいますが、そのうち、モトケンブログその他医療問題議論系サイトでの感情的論争を一 度経験されている (ゆえ、うめちゃんすなちゃん先生とも対話の末に相互理解が可能と信じていらっしゃる) 方も多くいらっしゃいます。
同じ司法サイドの末席にいる者として、このブログが、うめちゃんすなちゃん先生&司法関係者と、医療関係者とが、相互に敬意をもって対話ができる場となることを切に願っております。

ついでながら(大変僭越というか自意識過剰とは思いつつ)、先日書き散らした私自身の意見を紹介させていただきます。
http://www.yabelab.net/blog/2007/06/05-164407.php#c60140

これ以上、医療従事者の心を折ってしまわないような施策(政策も司法の傾向も国民意識も含め)がなされない限り、自分や自分の家族が近い将来まともな医療を受けられなくなってしまうのでは、という危機感がベースにあります。
医療ミスに遭うことよりも、医療を受けられないことのほうが恐怖です。
fuka_fuka
2007/08/21 00:03
ま、この方を責めるつもりは毛頭ないですけれど、
「産科が組織的に鑑別書書いてくれない」って。
そんな事案で勝った訳ですね(笑)。

やってられませんね。この弁護士さんに負けた産科。
産科ってわかりやすいから、何がなんでも訴えてくる。
本来であれば助からないのが当然のものまで訴えてきます。
こちらが防衛的になるのは当たり前で、誰がみてもおかしくないくらいのものでなければ書かないです。当たり前です。恥ずかしくてかけないです。

やっ!もうやだっ!!!!なんで産科なんてやってなきゃいけないの!!!
馬鹿みたいジャン。本当に馬鹿みたい。やってられない。夜何時間も毎日呼ばれてみてくれ!眠いなんてあほんだらナこというな!
怠けてんじゃねぇ。産科なら料理頼んで食事出てきていないくらいで呼ばれてお金はらって行くくらいは朝飯前、セックスはやめて途中で行くのが当然、お風呂 に入って髪を湯水で流してシャンプーしてないくらいで呼ばれても当然、最悪はトイレで腹下してて呼ばれても当然なんだよ!弁護士なんかと呼ばれ方が違う! いっしょにすんなってんの!!!!

いい加減にせいよ。
お返事ありませんね。
2007/08/21 00:03
つづき(最後)

あと、医師のみなさんに勝手ながらお願いを。
煽っても罵倒しても、その場の自分のカタルシスしか得られません(自省を込めて)。
どうか建設的なコメントをお願いします。

長文駄文失礼いたしました
fuka_fuka
2007/08/21 00:04
>しかし、今回頂いているコメントのように、医療過誤訴訟が増えて喜ぶのは、弁護士だとか書かれているのを見ると、やはり違うと思う。

そんな綺麗事は止めてほしい。弁護士が増えて食い扶持が減ってきて困っている話は事実じゃないですか。この領域に参入してくる人も多いし、実際に弁護士が得をしている話は良く聞きますよ。


>相談者は、「何が起こったのか知りたい」という場合が多い。そして、金銭的なことは二の次のケースが多い。少なくとも私が扱ってきたケースはそういう事件ばかりだった。

相談者はそんな風に綺麗事を言うに決まってるじゃないの。そう言って自己陶酔するんだから。私自身クレーム付けられたからよく分かるけど、彼らがしたいの は復讐ですよ。「俺の大事な家族を殺して許さない。復讐して二度と浮かび上がれないようにしてやる」って。こっちが理路整然として状況を説明して、仕方な いことなんだ、と説明しても、「なんで素直に過ちを認めないんだ?」ですからね。
やる気なくなるなあ。
2007/08/21 00:05
ここのブログ主さまは、
福島大野病院事件についてはどう思ってるのでしょうか。

元検事が自分のブログで、「あれは福島地検が独断で(不当起訴)したことだ」など嘯いていたようですが・・・
http://www.yabelab.net/blog/2006/10/04-150649.php
(責任を矮小化しようと必死ですが、「検察同一体の原則」というのがあるんじゃなかったのか?と言いたくなります。)

本当に医者と今日して医療を良くしたいのであれば、
まずは現在進行している、明らかに不当な法的手続きを糾すことから
はじめられてはどうかと思うのですが。

まずは、このように法律の誤った運用によって現実に苦しんでいる人が存在する以上、法律家としては、まず第一にこのような不当に苦しむ人を救済するよう努めるべきだと思いますが、どうなのでしょうか。
そのような方向で尽力されるおつもりであるのであれば、我々医者は協力を惜しみませんが、いかがでしょうか。
炎上も止む無しか
2007/08/21 00:08
>相談者が望んでいることは医師を個人的に攻撃することではない。


たとえば、今回の奈良の産科の話でも、問題とされるのは大淀病院や産科の先生ではなく、奈良県の周産期医療、さらに拡大すれば、日本の産科医療の制度その ものの不備にあるはず。それなのに、なんで遺族側は大淀病院や産科医を訴訟に巻き込んだのだろうか。これでも、「相談者が望んでいることは医師を個人的に 攻撃することではない。」などと言えますか?

ちなみに、最近の産科医療の衰退は、某市民団体の暗躍が一因であるのは間違いないでしょう。
やる気なくなるなあ。
2007/08/21 00:19
日 本の医療費が無茶苦茶安いのは有名な話(中国でさえ、医療費は日本の10倍です。購買力平価に換算すると1000倍でしょうか)。すべての医療過誤をなく すことは不可能だけど、低医療費による人員不足が大きな原因になっているのは事実。本当に医療過誤を減らしたいのなら、まず医療費を諸外国並みに高くして 人員を確保するのが最善だと思います。もちろん、その結果医療を受けられない人も諸外国並にでてくるでしょうけどね。アクセス・クオリティー・コストのす べてを満足する方法なんかないのです。かろうじて今までの日本の医療はその3つを保っていましたが、もう無理でしょう。

管理人様はその3つのどれを犠牲にしようと思いますか?
やる気なくなるなあ。
2007/08/21 00:20
も しかして自称陣痛促進剤被害者の会とつるんでます?関西、近畿が彼らの主活動エリアだから、きっと面識はありそうだね。その辺から身元探ってみようか。病 気して外来に行く時は友達の保険証貸りて受診した方がいいですよ。毎日新聞お得意の「たらい回し」にあわないようにね。おっと、弁護士先生に法律違反を勧 めるところでした。失礼。
DQNWATCHER
2007/08/21 00:35
今産科やってるのは訴訟リスクを踏まえられない人?
あいうえお
2007/08/21 00:37
> fuka_fuka氏

 医師を敵、金づると位置づけて見下す運営者が一方的な主張を書き散らすブログで、「敬意」がどうとか言うのは空しい限りです。

 先ずは、ブログ主に、医師敵対視行動を止めるよう諫言するのが先決ではありませんか? 多分聞く耳持たないとは思いますが、そのときは、こういう弁護士をお得意の弁護士自治で除名するよう願います。どう見ても社会の敵、有害無益な存在ですから。

 あなたの指摘は、ヒトラーに怨嗟の声を向けるユダヤ人に対して、「ナチスにも敬意を持って行動せよ」とのたまっているようなもの。キリストでもない我々に対しては無理な要求です。
中堅勤務医
2007/08/21 00:46
本人からの反応止まったなぁ
身元割れてる弁護士が
よくある炎上blogみたいにコメント欄閉じたり、
blog閉鎖したりシナイヨネ?w
医師じゃないけど
2007/08/21 00:46
>中堅勤務医様
しかし一応fuka_fuka様の考えておられる、
医療訴訟の改善策はごもっともではないのでしょうか。
少なくとも応急手当としては十分機能するような気がします。
医大生
2007/08/21 00:49
やばいよ、そろそろ例の団体のシンポジウムでネットイナゴ"医師達の暴走"って特集されちゃうよぉ、じゃねるわ。明日にはアクセスできないアドレスになってるんだろうけどww
DQNWATCHER
2007/08/21 00:50
確認したら魚拓とってありましたね。ネットの場合、一度書き込みしたら半永久的に書き込み内容が残りますから、皆さんにはきちんとお返事したほうがいいと思いますよ。
やる気なくなるなあ。
2007/08/21 00:51
fuka_fuka 様:

これ以上、医療従事者の心を折ってしまわないような施策(政策も司法の傾向も国民意識も含め)がなされない限り、自分や自分の家族が近い将来まともな医療を受けられなくなってしまうのでは、という危機感がベースにあります。
医療ミスに遭うことよりも、医療を受けられないことのほうが恐怖です。
ーーーーーーーーーーーーー

これはもう避けられないかと思います。是非有能な医師と知り合いになっておいてください。そして、その人が先端医療から足を洗わないようにサポートしてあげてください。それが今の時点ではもっとも有効な手段だと思います。
やる気なくなるなあ。
2007/08/21 00:59
そ ういえば、医療訴訟が頻発してから医療の発展が止まったなあ、と実感します。最初の頃のどなたかのコメントにもありますが、以前は様々な治療上の不利益が あった場合、カンファレンスをみんなで行い今後同じことが起こったらどうすればいいのか、みんなに相談して、次の被害者を出さないように自助努力していた けど、最近はそんなことしようものなら患者・遺族から訴訟されるから出来なくなった。

不必要だと思う検査も、ごくわずかな確率であっても患者側に不利益が生じる可能性があるので検査をバンバン行うようになった。結果として、数万人に一人の不利益を出さないために残りの数千・数万人に対して無駄な検査をする結果となっている。
やる気なくなるなあ。
2007/08/21 01:10
是非ここら辺を参考にしてください。

アメリカに「右に倣え」の医療制度改革
http://www.jimisun.com/sinsou.htm

患者残酷物語米国版
http://www.asahi-net.or.jp/~rp8i-fkm/managedcare.html

(イギリスの医療制度)
http://www.geocities.jp/jgill37jp/


http://www.japan-china.org/content2_detail.asp?contentID=1404

海外では、医療事情は日本とは大幅に異なり、「医療はビジネスであり、サービス業である」という考え方が一般的で、海外旅行保険に加入している等、医療機関に対して治療費の支払い能力の証明ができない場合は
「全く治療が受けられない、または設備が整わない慈善団体の病院に回される」場合が多いようです。
やる気なくなるなあ。
2007/08/21 01:47
県 立大野と大淀で明らかに流れは変わりましたね。防衛医療とか萎縮医療とか言われてしまうんでしょうが、もう後戻りは出来ないでしょう。そして現場がそう なっていることをおそらく一般の方々は気づくことさえないでしょう。心ある医師はそうなってはたいへんだとアラームを鳴らしていたんですが、もうすでにア ラームも止まりました。今後は平均寿命と手術件数がどんどん減っていくでしょう。もしかすると訴訟自体も減っていくかも。おそらく訴訟されるような医療行 為自体特別な施設でしかしなくなるでしょうから。まさしく厚生労働省の計算どおりですね。アメリカ型の医療になるかと思っていたら最悪なイギリス型に移行 するんでしょうね。
地方の勤務医
2007/08/21 01:56
眠いなんていうな。いつでもどこでも100パーセントでやるのが仕事だろ。あまえるな。
眠いなんていうな
2007/08/21 02:58
fuka_fuka様へ
我々医療者が、法律の勉強をしても医療は良くならないんですよ。
そんな事より、つまらない法律問題に時間を割かれずに、患者を診る時間を下さい。そのためにそれぞれの専門家が存在してるんでしょ?
それと、我々医師は、少なくとも人間が人間を治すと言うことの、危うさや無力さを日々痛感しながら仕事をしております。ここのブログ主様のように、大変高 い場所から我々医療者を眺めていらっしゃらずに、御自分が受け持たれた裁判で、原告に不利な判決を受けられた時に、訴えられる心配が無い立場での御発言 は、慎まれたほうが良いと思いますね。
一般的な外科医
2007/08/21 07:16
う めちゃんスナちゃんは各地で意味もなく靖国訴訟を起こしている弁護士や「公務員医師の副業禁止」などと吼えて地域医療崩壊の一翼を担っているオンブズマン 達に比べるとマトモじゃないかと思います。弁護士の立場から見ると、医療過誤訴訟というのは手間ばかりかかって儲からない、M&Aや遺産分割の方 がよほど楽、というのが本音だと思います。
かんた
2007/08/21 07:53
法 律家やマスコミが医者に嫌われる理由は、医療の悪い点ばかり大声で主張しながら医療者側にとって主張して欲しいことは無視するからです。例えば、世界一の 医療システムが医師・看護師の「聖職者さながらの自己犠牲(by ヒラリー・クリントン)」の上に成り立っていること、年間の医療費の踏み倒し額が一つの医療機関で数百万円から数千万円に上っていること、日本の医療費は 格安であること、応招義務がありフリーアクセスが保証されていること、治療成績も欧米先進国以上であること、医師の36時間労働が常態化していること、な どは全て無視されています。横浜市立大学病院の患者取り違え事件でも悪者探しに終始して、「何故1人の看護師が二台のストレッチャーで2人の患者を同時に 運んだのか?」という根本的な問題が議論に上ることはありませんでした。
かんた
2007/08/21 07:54
医 療過誤を避ける最上の手段は軽い患者だけを診ることです。つまり救急などを行う忙しい病院を辞めてヒマな病院に行くか、開業するか、産業医や公務員になる か、医者を辞めるかです。世間の人はあまりピンと来ないかも知れませんが、医者には親が裕福な人が多く、いざとなったらバイト程度の仕事で十分に生活出来 る人が多数いるということです。このままでは日本の医療は本当に崩壊してしまいます。

病院職員(法務担当)さんへ
過去の判例は以下の有料データベースで見ることが出来ます。
実務法律家のみならず、法学者も利用しているので十分な
判例収集を出来ます。医中誌のようにキーワード検索が出来て
便利です。
LEX/DB
http://www.tkclex.ne.jp/
かんた
2007/08/21 07:57
>海外では、医療事情は日本とは大幅に異なり、
>「医療はビジネスであり、サービス業である」
>という考え方が一般的で

んーと、あなたにとっての海外とは、
アメリカとイギリス二カ国だけの事を指すのですか?
二カ国だけの事例で、なぜ一般的と言い切れるのですか?


>御自分が受け持たれた裁判で、原告に不利な判決を
>受けられた時に、訴えられる心配が無い立場

弁護士を訴えることは可能なはずですが
ななしさん
2007/08/21 08:44
↑もはや枝葉末節にしか反論できない模様ですね
峰村健司
2007/08/21 08:52
一寸通りますよ
ななしさん2007/08/21 08:44 必死ですね。ブログ主に頼まれましたか?

>んーと、あなたにとっての海外とは、
>アメリカとイギリス二カ国だけの事を指すのですか?

元文読んでも「二カ国だけの事を指」してるように読み取れないんですが。
つうかそう読める的確な「解説」していただけますか、当方頭弱いんでね。

>弁護士を訴えることは可能なはずですが

訴えることは可能だろうが悪徳弁護士に対して弁護業務における注意義務違反で勝つのは医者に勝つよりムリだろう。理由は、
1.悪徳弁護士は法律の悪用に長けてる
2.弁護士は仲間内の庇い合いが医者以上に醜いから協力弁護士を捜せない
3.元裁判でお互いグルになって事実とか法律の適用を捻じ曲げた(からこそ敗訴するんだろうが)から「内輪もめ」裁判になったらその事実が明るみに出てしまう恐れがありこの時点で原告の「完全」勝訴の可能性は絶たれる
通りがかり
2007/08/21 09:16
http://ameblo.jp/jdnrhvulfrmens173654nhy/entry-10015437107.html

「弁護士を訴える」でググったら、いきなりこんなの出ましたよ。
ググって出てくる他の項目をチラ読みしてみても、「弁護士を訴えることは出来ないのか」とか「弁護士を訴えるという制度も必要だ」とか「そのうち敗訴した ら担当した弁護士を訴える時代が来るのかも」とか、少なくとも当たり前のように訴えられる医師とは全く別次元の状態のようですね。
PKA
2007/08/21 09:26
ブログ主さんは医師と医師会の関係すらよくご存知でないようだ。その程度でも医療専門弁護士の看板が立てられてしまうことに問題がありそうだ。
ぱくぱく
2007/08/21 09:26
海外医療事情についての、私のおすすめ情報はこちらになります。
海外勤務健康管理センター
http://www.johac.rofuku.go.jp/toshibetsu/index.html
イギリス・アメリカはもとより
エクアドル
http://www.johac.rofuku.go.jp/toshibetsu/latin_america/quito.html
ロシア
http://www.johac.rofuku.go.jp/toshibetsu/europe/moskva.html
ケニア
http://www.johac.rofuku.go.jp/toshibetsu/africa/nairobi.html
とかあります。参考までに見てみてください。面白いです。
僻地の産科医
2007/08/21 11:13
(つづき)
この機関が推奨している心構えはこちらです。
海外の医療(受診の心がまえ)
http://www.johac.rofuku.go.jp/med-service/index.html

私も海外の医療事情にはとても関心があるのですけれど、
資料としてはこれくらいしか持ち合わせていません。
http://obgy.typepad.jp/blog/cat770612/index.html

費用では保険会社の出したのがあったので、こちらですね。
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/07/post_19bc.html
サービス業かどうかはともかく、お金かかります。
僻地の産科医
2007/08/21 11:14
(つづき)
外務省の出している世界の医療事情です。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html
これ面白いですよ!たとえばイエメン
■医療事情:イエメン人医師への一般からの信頼は総じて低く、その技量は個人の資質や人柄・留学経験の有無によりばらつきがあります。医師の多くは片言な がら英語を話し、東欧や中東諸国・インド・パキスタンなどからの外国人医師も多くいます。首都サヌアではいくつか富裕層や外国人を対象にした私立病院があ り、設備や人員の充実を図ってきています。しかしその実情はいまだ多くの点で先進国の水準には遠く及ばない現状です。
とかこんな感じ。勉強してね!

せっかくなので、探検してみてくださいね〜o(^-^)o..。*&#9825;
僻地の産科医
2007/08/21 11:15
一般的な外科医様、
> 大変高い場所から我々医療者を眺めていらっしゃらずに、御自分が受け持たれた裁判で、原告に不利な判決を受けられた時に、訴えられる心配が無い立場での御発言は、慎まれたほうが良いと思いますね。

貴殿はfuka_fuka様が、これまでどのような立場でどのような発言をしてこられたかをご存じないために、闇雲に非難されているようですが、
一度こちらのブログもご参照下さい。過去ログ1年分ほど読めば、得心されると思います。
元検弁護士のつぶやき(医療エントリー)http://www.yabelab.net/blog/med-cat.php
YUNYUN
2007/08/21 11:27
つづき。
> つまらない法律問題に時間を割かれずに、患者を診る時間を下さい。そのためにそれぞれの専門家が存在してるんでしょ?
ということであれば、卑近な個人的利害得失のみを考えても、ご自身の味方になってもらえる弁護士を得るためには、弁護士だというだけで反発されることは、得策ではありませんよ。既に顧問の弁護士がいらっしゃるということであれば、よけいなお節介でございましたが、、、
また、マクロ的な視点で申せば、弁護士の人を説得するには、同じ弁護士から言ってもらうほうがよいのです。医師は医師の意見なら聞くように。
fuka_fuka様のような方が、貴重である理由が、お分かりいただけましたでしょうか。
YUNYUN
2007/08/21 11:32
ななしさん、こんにちは。
横から、失礼します。

>二カ国だけの事例で、なぜ一般的と言い切れるのですか?

この2カ国は、日本医療の将来を予測する上で、重要な事例だと思います。
医療費削減の果てに行き着く先は、イギリス型の医療でしょうし、訴訟社会の行き着く先は、アメリカ型の医療と言うことでしょう。
アメリカでは、産科に対する訴訟が激しすぎて、一つの洲から産科医が全くいなくなったという事例があるそうです。

>弁護士を訴えることは可能なはずですが

確かに理論的には可能でしょう。
しかし、法律の専門家を相手に法律で戦いを挑むというのが現実的とは思えません。
医療訴訟よりも、ハードルの高い裁判になろうかと思います。
ただ、将来は分かりませんから、近い将来、「弁護士は、自分が被告の裁判を常に1つ、2つ持っているのが普通」という様な時代が来るかもしれませんね。
創価板日報係(消外)
2007/08/21 11:43
私 はfuka_fuka様やYUNYUN様を高く評価していますよ。fuka_fuka様の御提案など正に医療従事者が欲している制度ですもの。医療界の実 情を理解されている法曹界の方が徐々に増えているようですし。今はここの管理人様も医師=悪が抜け切れていないようですが、今後を期待します。

ただ、司法が高みから物を言っているように感じているのは私も含めて決して少数ではないことを御理解ください。当然です。医療従事者は司法によって裁かれても、司法は医療従事者によって裁かれることはないのですから。やはり、叩かれない人種はおごるんです。どの世界でも。

残念ながら、ここの管理人様の見識程度で医療裁判の専門を語れる司法の世界は異常です。いっそのこと、司法でも「専門弁護士試験」を作ったらいかがですか?医療に口出す前に御自分たちの襟を正して欲しいものです。
やる気なくなるなあ
2007/08/21 12:49
このblogへの書き込みは、これで最後にしておきます。
反論するも気が引けてしまいますが。
先ず、僕が言いたいのは、顧問弁護士の心配までして今の医療が行われる事自体が異常だと言う事です。法に関するtechnicalな議論など、今後の医療に何の役にも立ちませんもの。
それと、professionalとしての、プライドがおありになるなら、にわか勉強よりも、pro同士の議論をどこかのサイトで何でも一度ご覧になって みるとよいでしょう。その中で、何か見えて来るものがあるはずです。多くの医者は、決して自分達の立場を守る為だけに騒いでいるわけでは無いという事がわ かって頂けると思います。
一般的な外科医
2007/08/21 13:10
この程度の薄識で、

産科の先生を一人、
最高裁で潰せるんですから、

世も末と。

やはり医療裁判は、
真の専門家以外の禁止と、
専門機関の登場を

望む所です。

2007/08/21 13:21
ブログ主って阪井千鶴子先生っていうの?
別にいいんだろ?
2007/08/21 15:44
YUNYUNさん

「弁護士の人を説得するには、同じ弁護士から」と仰いますけどね。そういう貴方は、どうなんですか。ここのブログ主を始め、弁護士仲間に対して、医療訴訟という名目のテロ活動・社会破壊工作・恫喝行為を即刻中止するよう、強く「説得」しているのですか!

弁護士が幾許かでも社会に貢献し得る職だと主張なさりたいなら、先ずは、医療訴訟という暴挙をストップすること、そのような犯罪的要求をふっかける弁護士 を除名懲戒することから始めるべきであり、そうでない以上、いくら詭弁を弄しても医師や社会からの信頼は得られないものと知るべきです。
中堅勤務医
2007/08/21 18:08
>使い慣れておらず、読み終わったコメントを管理ページで削除してしまいました。

たかがブログの操作ミスだけど
もし貴方が医者でここが病院だったなら
この些細なミスが元で患者が死んで
親族から怒鳴られ殴られ手錠かけて連行され全国放送で叩かれ
『わざとカルテ改竄したに違いない』『真実が知りたい』と訴えられてるかもね。

無責任な仕事で良かったね。
いい商売だね
2007/08/21 18:09
確実に言えることは、このアホブログが多くの医師の目に触れたために、このアホ弁護士の為に意見書を顕名で書いてくれる医師がもっと少なくなるということだ。(今でも「顕名で書いてくれる医師がいない」と泣きを入れているのに)
壱千万払ってもSAR4800所持したい
2007/08/21 18:13
どんなに技術が拙くても、知識が乏しくても、やる気がなくても
それでも医師でいられるくらい、この国には医師が不足しているのです。
努力をしない医師が医師を続けられない程度の競争が働くだけの医師の数の確保がまず必要です。杜撰な医師・病院に患者さんが行かなくてよいくらい、この国 の医療を充実させることが第一です。昨今の風潮は、いたずらに医師を萎縮させるだけです。判決の全文を読め、とのことですが、それはマスコミに向けて言っ て頂きたい。医師=悪者、の風潮にはもう耐えられません。
確かにとんでもない医師もいるが・・・
2007/08/21 18:49
2ch にここがはられて妙に強い口調の荒らしさんも混じってきていますがそれ自体は気にしなくていいと思います。ただ判決全文はぜひ見たいというのはここを荒ら していない医療関係者でも思っていると思われます。プライバシーや個人保護は患者だけに確保されていますがそれも変な話で。

訴訟されるから何もできないという医師の主張には首肯しかねるという意見はわからないではないですが、実際問題としてそれが医療関係者を現に追い詰め、私にはそんな責任が重い職は勤まらないと人数が激減している。これは事実です。

あと、患者さんが訴えてるのはよほどのことだ、だから医師が悪い、これは何か変な理屈だと思うんですが…いろいろ考えていただけるとありがたく存じます。しゃれにならないほど激減してる都内産科看護師の家族より。
まる
2007/08/21 19:02
中堅勤務医さま
> そういう貴方は、どうなんですか
およそ1年半ほどそういう活動をしてきましたが、正直申しまして、なかなか難しいです。
福島事件については、弁護士の間では刑事弁護の立場からは憤りが強いです。
で、次の段階として、著名な医療関係サイトなど紹介し、医師の考えを知るために読んでみそ?と伝道に入るわけですが。

> 問題のある医療行為を的確に見極め、それに対して有効な改善策を講じることができるのは医師だけであり、それは現に実行されている。少なくとも、腐敗にまみれた司法界とは比べ物にならない位の自浄作用を有しているのです
> もともと出来の悪い連中がいくら競争しても、この程度の合格者しか出てこないということでしょう。この際、「痴呆試験」と改名されては如何か
YUNYUN
2007/08/21 19:07
つづき。
> 捏造されたトンデモ判決も、実はかなりあるんじゃないですかね。判例に拠れば報道機関はニュースソースを出さなくてもいいんだから、それと同じ理屈で、真偽不明の「鑑定書」によって不当に負かされているケースもきっとあるはずだ
> 医師を敵、金づると位置づけて見下す運営者が一方的な主張を書き散らすブログ> 犯罪的要求をふっかける弁護士を除名懲戒することから始めるべきであり

こういうご意見がずらり並んだ場面にぶち当たると、医師のために何かしなくちゃ、と思いかけた弁護士も、どっと引くわけで。それを見た私は、ああこれで支持者(候補)一人失った、最初からまたやり直し、どっと落ち込むわけで。
私は別にあなたの信頼を得たくて活動してきたわけじゃないけど、
賽の河原での石積み作業に限界を感じて、もうそろそろ潮時かなとも思うわけです。
医療訴訟で司法と医療が敵対して、燃え上がる法廷がトコトン行き着くところまで、いくべきかもしれない。いわゆる焼け野原待望論ですね。
YUNYUN
2007/08/21 19:08
>医療訴訟で司法と医療が敵対して、燃え上がる法廷がトコトン行き着く
>ところまで、いくべきかもしれない。いわゆる焼け野原待望論ですね。

焼け野原になるのは司法ではなくて医療ですね。対岸の火事ですか?
高みの見物
2007/08/21 19:15
このおばさん弁護士、いい味出しているよねー。これからも自分の持ち味をとことん出して欲しいな。青木絵美、片岡康夫に並ぶ、医療の歴史に残るヒールに上りつめて欲しいな。
無知の知を知る者
2007/08/21 19:56
法曹界に苦々しい思いをされている医師の皆様、
どうか、どうか、お願いですから冷静になってください。
今月末には、大野病院の7回目の公判が控えています。産科医師の側に立って奮闘されている弁護士の方々もいらっしゃることを忘れないでください。

医師の皆さんが、世間から疎んじられる患者であっても、社会からいなくなったほうがいいと指弾されている患者であっても、患者として目の前に診察を受けに 来られたら、皆さんは必死に患者の命を救おうとされているはずです。弁護士とて同じです。そこのところをどうか忘れないでください。

裁判でトンでも判決がいくつもいくつも出ていることは承知しています。私も一患者側の人間として、医療崩壊を憂いているものとして、苦々しく思っています。でも、医療側に就いて裁判所で弁護に奮闘される人も、弁護士なのです。

お願いです。そこのところをお考えになって、意見を上げてください。
ばあば
2007/08/21 19:56
〉医師=悪者、の風潮にはもう耐えられません。

その割には、ここに集まっている医師の方々の多くは「司法=悪者」との意見を平然と書き込んでおられますね。自分たちはイヤな事を、法曹に対して行うことは構わないと。メモメモ。
ますだ
2007/08/21 20:00
中堅勤務医様

>弁護士が幾許かでも社会に貢献し得る職だと主張なさりたいなら、先ずは、医療訴訟という暴挙をストップすること、そのような犯罪的要求をふっかけ る弁護士を除名懲戒することから始めるべきであり、そうでない以上、いくら詭弁を弄しても医師や社会からの信頼は得られないものと知るべきです

やれるんだったらとっくにやっていると思いますが。
同じ医師として、不可能な要求をなさるあなたを見て恥ずかしいです。
100%の診断をと求める患者さんと同じですよ。

高みの見物様

焼け野原になったら、日本人が全員家事に巻き込まれることになるんですよ。一部の搾取企業団体以外は。彼らだって救急疾患になったら助からないかもしれません。法曹の中にも他人事ではない方もいらっしゃるのですよ。
脳外科見習い
2007/08/21 20:02
↑乱文・乱筆・誤字・失礼致しました。
脳外科見習い
2007/08/21 20:04
煽りはこの程度にとどめておきましょう。

医師の方々が司法にぶつけている感情は、患者が医師にぶつけている感情と同種のものだと思いますが、いかがでしょう。

一度頭を冷やすべきですね。もっとも、煽りあい、罵りあいを続けたければお好きにどうぞ。ここは私のブログではないので、コメント欄にまで干渉する気はありません。
ますだ
2007/08/21 20:07
>ますだ様

実害を被っていない人間が仰っても全く説得力がございません。

医師は既に訴訟がらみの自殺の嵐です。

勘違い甚だしいですね。
は?
2007/08/21 20:12
>その割には、ここに集まっている医師の方々の多くは「司法=悪者」との意見を平然と書き込んでおられますね。自分たちはイヤな事を、法曹に対して行うことは構わないと。

あんた、馬鹿だよ、やっぱ。医療従事者は、金をふんだくられ、名誉を失い、辞める、自殺する。法曹は?そんな目に合っているの?恥を知れ!ていうか氏ね。
は?
2007/08/21 20:19
ますだ さんへ
司法は医療を潰そうとしているが、
医療は出来る限り患者を助けようとしている。
100ぷ譲って、感情はたとえ同様だとしても、やっていることは正反対です。
うり
2007/08/21 20:23
ぶ ×
歩 ○

スミマセン
うり
2007/08/21 20:24
>医師の方々が司法にぶつけている感情は、患者が医師にぶつけている感情と同種のものだと思いますが、いかがでしょう。

似ていますが異なると思います。弁護士はともかく、裁判官や検察官は訴えられるわけじゃないんですから。

それと、公平な裁判をするのは司法側の義務であって、医師のためにしてあげるとか、医療関係者から言われてしぶしぶやることではないはずです。
ネット上でどこかの医師(かどうかだって実際は分かりませんが)に罵られたからといって、それとは全く関係ない被告を有罪にして仕返しをするとでも言うのですか?
田舎の医者
2007/08/21 20:31
本当に医療をよくしたいのなら、お願いですから医師個人ではなく、
こんなひどい医療システムを作った厚生労働省や政府を訴えてください。
うり
2007/08/21 20:33
人のことはいえませんがここに来てる匿名の書き込みは一部を除いて医師じゃなくただの2chからきた煽りにすぎませんしねえ。

まあここで煽られた場合弁護士は医師から離れるというならそれもありと思うのです。医師も弁護士も気に入らない人間の面倒を見る義務はない…って医師はあるのか…。それが医師と弁護士の最大の違いですかね。
ただ司法が医療を見捨てた場合(個々人の弁護士がそうしたいということを止める理由はない)医師もさらに面倒な患者から離れるでしょうから、困るのは患者だけという実に陰惨な構図が…うーん

まる
2007/08/21 20:52
>司法は医療を潰そうとしているが、

司法と言えば通常は裁判所を指すので、弁護士のブログへ苦情を言うのはお門違いでしょう。苦情を言うとすれば、裁判官のブログへ書き込むべきですね。

もっとも、司法に対する批判を裁判官のブログに書き込むと言うことは、医療に対する批判を医師のブログに書くのと同程度の意味合いしか持っていないわけですが。
ますだ
2007/08/21 20:54
こんな事を言っていると論点ずらしとか言われそうですから、もう少し書き込むことにしましょう

>司法は医療を潰そうとしているが、
>医療は出来る限り患者を助けようとしている。

私個人として、司法が医療を潰す意図があると感じた事はありません。司法制度に欠陥があり、その欠陥が結果的に医師に対して不当な判決をする場合があるとは思いますが。

これはあくまでも司法システムの欠陥であり、司法が意図的に医療を潰そうとしている訳ではないと考えます。
ますだ
2007/08/21 21:00
匿名での議論には限界がありますので、
わたくしの意見に異見のある方は
こちらまでどうぞ↓
http://blog.goo.ne.jp/peak1839/e/c59e7127759b9c6c9dbe9934e1113de1
批判の場合は実名とお立場を明記した上でのコメントをお願い致します。
その時はわたくしも名乗りますので。

前向きな意見や、補足に関してはその限りではありません。
脳外科見習い
2007/08/21 21:02
医師はもっと冷静になるべきだという意見に賛成。
そもそも「医者は」「司法は」とカテゴライズすることが不毛と思います。
「一患者ですがこれだから医者は……」
ここまで聞いただけでこういう人の話に耳を傾ける気が失せませんか?
話合うつもりの人と鬱憤を晴らしたいだけの人が意見交換をするのがそもそも不毛なのかもですが。

医療のトラブルで民事訴訟はやむを得ないと考える立場でも
ブログ主さんの意見にうそ寒さを感じたのは確かですし
現在までの医療裁判は確かに医療崩壊の大きな一因であると思いますが
だから無差別に弁護士検事と名のつく人に当たればいいというものじゃないのでは。
そりゃ自分の子供が「たらい回し」で死んだからといって隣の医者に当たるようなものでしょう。

実際問題、訴訟に巻き込まれた医師が自殺しようが破産しようが
その訴訟に関わっていない司法関係者には情緒的には全く関係のないことで、ただ医療崩壊という共通の不利益を回避するため、
あるいは己の信じる社会正義のために医師と良好な関係を築こうとしてくれているわけです。
田舎内科医
2007/08/21 21:04
>医療従事者は、金をふんだくられ、名誉を失い、辞める、自殺する。法曹は?そんな目に合っているの?恥を知れ!ていうか氏ね。

大病を患う苦しみを味わった医者でなきゃ患者の訴えに口を出すべきではないとか、患者と一緒に泣き叫んでトラウマを表現する医師でなきゃ医師失格だと思いますか?
田舎内科医
2007/08/21 21:04
普通は裁判に負けた時でも、自分を弁護してくれた弁護士さんを訴えたりはしません。
結果が悪くても、がんばってくれた弁護士さんには感謝します。
また感謝しなくても、(専門家である)弁護士さんを訴えようとする人はいないと思います。(倍になって返されそうです)
だからお医者さんの立場が弁護士さんは分からないのかもしれません。
でも医療に関しては、多くの患者さんは感謝しますが、(ちょっとしたお医者さんの態度とかにもよるのでしょうが)時に思わしくない結果が出ると訴える人が最近は増えていると思います。
私が知っている限り、お医者さんはいい人ばかりです。
皆さん、ご自分の生活を省みず働いている方ばかりです。
だから、ここにいらっしゃるお医者さんは(弁護士さんが理解してくれないので)怒っているのではないでしょうか?

このままだと医療は確実に崩壊すると聞きました。
弁護士の先生方には一人でも多く、医療を崩壊させる側ではなく、崩壊する医療を食い止める側に回って欲しいです。
でめきん
2007/08/21 21:04
ぜ ひマイケルムーアの映画シッコをご覧になってください。市場原理主義とお金という大原則を軸にしている、ある意味明解で非常に筋が通った米国医療の真髄を 見ることができます。大工が指を切断して病院にいくとこう言われます。”薬指は1万ドル、中指は6万ドル、支払ねなければそのまま治療の対象にはなりませ ん。病院は利益追求が目的であり慈善事業ではない”事実もし病院がこのような患者を低い医療費で治療すれば、この病院に投資している投資家から不当に配当 を減らしたとして病院経営者は訴えられます。非常に筋が通った世界です。
マイケルムーア医療映画シッコ
2007/08/21 21:13
すごいことになってますね。
でもこれも致し方ないきがします。
なんにせよもう医療は崩壊しきるのはほぼ常識なのですから。

>ますだ様

>私個人として、司法が医療を潰す意図があると感じた事はありません。司法制度に欠陥があり、その欠陥が結果的に医師に対して不当な判決をする場合があるとは思いますが。

>これはあくまでも司法システムの欠陥であり、司法が意図的に医療を潰そうとしている訳ではないと考えます。

ですが、そのシステムにのり、医学的に全く正当性のない訴訟を起こしている弁護士、
「心証」とやらでとんでもない判決を下す裁判官

は少なくとも医療崩壊に関しては「罪」とは言わないまでも「一因になっている責任」は、
あるのではないのですか?

医師には応召義務がありますが、弁護士にはありません。
裁判官の方には当てはまらないのかもしれませんが。

もし少しでも良識があるのなら、
今すぐにでも医療裁判を手掛けるのを、
すぐさまやめて頂きたい。

地方医大生
2007/08/21 21:50
そして司法制度を変える運動をして下さい。
今すぐです、もう10年も持ちません。

それが唯一の、医療崩壊を食い止める方法なのではないのでしょうか。

反論もあるでしょうが、それは全て、医療崩壊に通ず。
その反論は、同罪の方向へ向かいます。
地方医大生
2007/08/21 21:51

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