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富士山のある風景

富士山がみえるということで富士見という名を付けられた所は多いけれど、都内だと建物が立て込んんでしまって、 きれいに見えるところが少なくなっている。特に山手線内になると、非常に難しく、偶然が重なって見える所がまれにある程度である。 多摩地域近辺だとかなり多いし、高い建物からだと見えることも多いが、きれいに見えるところはやはり限られてくる。 今回は富士山の見える風景を選んで載せてみた。但し、撮影地は地上とは限らない。

世田谷代田駅(世田谷区立代田小学校付近)

Mt. Fuji

写真の右側は世田谷区立代田小学校である。世田谷代田駅自体、駅のプラットホームから富士山を望むことのできる駅として 知られているのだが、小田急線高架・地下化工事後は駅は地下になってしまい、駅からは富士山は見えなくなってしまう。 ちなみに、写真と反対側は環七が掘割で小田急線をくぐっているが、地下工事後は逆の関係になる。 左に見えているのは小田急線で、写真奥にわずかに梅ヶ丘駅が見えている。 夕方にこの坂を通りかかったとき、たまたまシルエットがきれいに出ているのに気づいて撮ったものである。 朝にここを通ることは少なく、昼以降はスモッグに霞んでくっきりとは見えないことが多い。 ここに限らず、くっきりとした富士山をとるのは早朝が一番であるのは、夜に陸風が吹いて地上のスモッグが 海に押し出されてしまって西方向に粒子が少ないせいなのだと思うが、以前多摩地域に住んでいたころは、 昼以降も富士山は比較的きれいに見えていた記憶がある。23区内はそれだけ空気が汚れているということなのだろう。

下高井戸駅付近の高所から

Mt. Fuji

高所からなら基本的には富士山は見えることが多い。この写真は日没後で、手前に見える建物は日本大学文理学部である。 もうすこし広角にすると手前に下高井戸駅があり、ちょうどこの駅で北側にカーブしていく。東急世田谷線はこの高さからは見えない。

Mt. Fuji

夕方には、富士山のシルエットとともにこのように金星を望むことができる。

登戸近くの多摩川の河川敷から

Mt. Fuji

手前の山地との関係を、下高井戸でとったものと比べると、この写真は下高井戸よりかなり 南に行ったところから撮ったということがわかる、ということで、これは登戸付近の多摩川で撮ったものである。 下に流れているのは多摩川で、真ん中に鳥が飛んでいるのが見える。撮ったのは、ちょうど日没の時で、富士山のシルエットがきれいに見えている。

航空機内から

Mt. Fuji Mt. Fuji

少し趣向を変えて、航空機内からの風景である。広島へ行く機会があったときに撮ったものである。夏だったので、雪はかぶっていない。 こうして見てみると、改めて、富士山は高い火山なんだと思う。富士山にあまり近いところを飛ぶと、近くを吹いている風にやられるおそれがあるで、 このくらいの遠いところを飛ぶと聞いたことがある。

京王線仙川駅西側から

Mt. Fuji

ここから真正面に富士山が見えると言うことは実はあまり知られていないのではないかと思う。手前のマンションが実に邪魔というところだが、 これが立っていなかったころの写真を見てみたいと思っている。右に建っている建物からならきれいに見えるかもしれない。 ここからきれいに見えるのは、早朝から昼前にかけてで、昼以降はスモッグがかかってしまって、はっきり見えないことが多い。 夕方にはシルエットが見えることがあるようだが、その時間帯にここを通ることがなく、実際に撮影できたことはない。 ちなみに、駅のプラットホームはここより低いところにあるので、富士山を望むことはできないし、駅の建物の窓が西側には向いておらず、 駅の上からも望めるところはないようである。駅前からは、わずかに富士山を望むことはできるが、西側のパン屋さんにかくれて頂上付近しか見えない。 この写真は、橋の欄干の少し高くなったところに登って撮ったもので、橋の上からはもう少し隠れたように見えるかもしれない。

京王線仙川駅北の甲州街道歩道橋から

Mt. Fuji

珍しいことに、ちょうど道路の延長線上に富士山があるので、歩道橋から真ん前に富士山が望める。この場所もあまり知られていないようだし、 交通量の多くなる昼頃になると、空が霞んでしまってよく見えないことが多いようである。すぐ近くに小田急バス仙川停留所と事務所がある。

小田急線成城学園前駅西の橋から

Mt. Fuji

成城学園前駅は西口から富士山が望めるし、駅ビルの庭園からも見えるし、富士山を望むには非常に適した駅である。 駅の西に少し行ったところが国分寺崖線になっていて、前が開けた立地条件によるものである。この写真は不動橋から撮ったものであるが、 まわりが開けすぎてちょっと広角になってしまっている。ひとつ東側に富士見橋というのがあり、おそらくそちらから撮影したほうが絵になるとは思う。 近くに「成城三丁目緑地」もあり、いろいろな風景写真を撮るのにいいところである。

八高線多摩川橋梁をのぞんて

Mt. Fuji

多摩地域に行くと、富士山を望める方角はやや変わり、南の方になる。出身小学校の校庭からは、以前は富士山を南西の方角あたりに 望むことができた。後に高いマンションがたってしまい、屋上からも見えなくなってしまった記憶がある。 校歌のにも「はるかに富士が見える庭」という一節があり、少し懐かしくも思える。
八高線はあまり本数が多くないので、電車と一緒に撮影できるチャンスは限られている。撮影時はあまり天気が良くなかったが、 冬の早朝などは本当に綺麗に富士山を望むことができる。

東京スカイツリー solamachiから

Mt. Fuji

東京東部だとビルが立て込んでいて富士山が望めるところは少ないが、それでも有名どころとなると、だいたいビルとか建物になる。 もちろんスカイツリーからも望めるが、料金も高いし気軽に望むとなると、ソラマチの方からとなる。幸いスカイツリーで隠されない 角度になるので、上のように見える。Microsoft ICEは画像をまとめるのに大変便利で、気軽にパノラマ写真がとれるのでいいと思う。 上の写真も同ツールで作成した。たまにつなげられないことがあったりするが、9割以上うまく行く。技術の勝利という感じかな。

Mt. Fuji Mt. Fuji

先日行った時も、窓にたくさんの人たちが立って撮影していた。最近だとカメラを携えている人は少なくて、携帯でとるのが ほとんどだけれど。金星と一緒に撮ってみたいという場合は下調べしていくといいが、なんとなく撮ったときに入っていることも多い。 最近だと、天文シミュレータが色々と充実しており、便利になっていると思う。Stellariumで試しに見てみたが、以下のように きれいに見えている。数か月前土星や水星が一直線にならぶ時期があったようで、天文ファンというわけではないが、 時々気になる情報ではある。

Mt. Fuji Planet Harmony for Windows

天文シミュレータで思い出したが、大昔にWindows 3.1用のPLANET HARMONY for WINDOWSとかいうソフトを使っていた記憶がある。 パッケージはどこに行ったかはもう分からないが、サウンドも一緒に流れてくるよく作られたソフトで、それぞれの惑星についての解説も 入っていた。いわゆるマルチメディアソフトというのがはやりはじめたころの製品で、macromediaで作られていたように思う。 パソコン本体はCanBeとかいういわゆるマルチメディアパソコンで、 今調べたら、このソフトを作ったDATT Japanという会社はまだ存続しているようで、ちょっと驚いた。 携帯用に移植したこともあるようで、始めにコアのプログラムを作ってしまえばガワを変えつついろいろと続けられるということだろう。 でも、今は、フリーやオープンソースのいいソフトがたくさん出回っているので、競争も大変かもしれない。

杏林大学病院外科病棟より

富士山 杏林大学病院

三鷹のあたりになると、高い建物があまり建っていないので、西側から富士山も含めた山地を望むことができる。 業務で忙しいとなかなか見とれる暇がないが、長い当直の終わった朝に見ると今日も頑張ろうかという気持ちになってくる。 富士山を信仰する話は全国各地にあるし、様々な山や丘に富士と名づけた地名も数多くあるが、人々が身近に富士を感じたかった という気持ちが分かってくる。

Mt. Fuji

ちょっとだけ送電線が邪魔だが、冬の晴れた朝などは本当にきれいに富士山を望める。

帝京大学病院7階より

富士山 帝京大学病院 富士山 帝京大学病院

板橋は高速道路が縦横に走っておりあまり空気が良くなく、見通しも悪いが天気の良い日には見えることもある。

Chuck Norris doesn't make mistakes. (Su-Shee)

He corrects God. (Shlomi Fish)

    -- Su-Shee and Shlomi Fish
    -- Chuck 
                      Norris Facts by Shlomi Fish and Friends ( http://www.shlomifish.org/humour/bits/facts/Chuck-Norris/ )

Man is the only animal that blushes -- or needs to.
		-- Mark Twain


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