Sony Corp.は、VTRを販売しているが、Universal City Studio側は、VTRの録画機能が著作権侵害であるとして訴えた。
主に争われていたのは、公共放送を保存できることが著作権を侵害している かということと、時間をずらして試聴できることが同様に侵害となるかという点だった。
当該製品が合法かつ異論のない目的に広く用いられているのであれば、コピー 機器の販売が寄与侵害を構成することはないとして、VTRは、著作権を侵害し ていないとして訴えは認められなかった。
最近は、多くの種類の、著作物を保存するメディアが存在し、ある程度自由 に手に入れられるようになっているが、いくつかの種類のメディアは、私的録 音補償金が価格に上乗せされている。 私的録音補償金管理協会という団体が存在し、デジタル機器で録音/録画を 行なう場合、著作権者にその録画/録音の補償金が還元される制度があるようだ が、少なくとも、日本では、上のようなアナログの場合に対する補償金制度は 存在しないようである。 上の判決以降、アナログに関してはあまり著作権保護は考えられてこなかっ たのだろうか。気になるところである。 また、iPodなどのように比較的新しいメディアにはまだ対応できていない ようであるし、CD-Rについては私的複製が多すぎるので、一律に補償金を上 乗せしようという動きがある。 (参考) 新しい技術に著作権保護の制度がついていかず、技術革新の阻害となってし まうようなことだけは避けてほしいと思うが、現状では、著作権保護との両立 はあまりうまくはいっていないように思える。(個人的には、iTunes Music Storeが日本では使えないのが一番残念である。でも、なぜ日欧でこんなに価 格差があるのだろう。日欧でこんなに経済格差があるとは思えない。) ところで、最近米国で Inducing Infringement of Copyrights Act という法律が 提出されていたようだった。
NOW WE'RE GETTING SOMEWHERE! This is really cool. I think we're on the verge of solving the problem of how much to charge for software! I'M SO EXCITED! The reason I'm so excited is it looks like if you plot price against profit, you get a nice curve with a big hump in the middle! And we all know what humps mean! Humps mean local maxima! Or camels. But here they mean local maxima! -- Joel Spolsky -- "Camels and Rubber Duckies" ( http://www.joelonsoftware.com/articles/CamelsandRubberDuckies.html ) You look tired.