インターネットというプラットフォームにおいて自由とはいったいどういうも のか。また、Open Sourceとはよく聞く言葉だが、どうしてそれがいいのか、 また、Closed Sourceの場合、どのような規制が知らず知らずのうちにかかる のか、といったことがある程度わかりやすくかかれている。
規制がいくつかの層によって行なわれるという主張の部分は新鮮でおもしろかっ た。日頃当たり前のように感じていることが実はかなり規制になっているのか、 と、読者を目覚めさせてくれる本だと思う。情報漏洩で話題になっている会社 の運営しているInternet接続サービスでは、ネットからの下りははやくともネッ トへの発信は遅いというのが、規制という面からどうして問題なのかというこ とは考えたこともなく、興味深かった。 コードを書いたことのある端くれとして、自分も、ソースコードがあるかどう かがどれだけ大事なことか実感しているので、その面では共感した。ソースコー ドがあればある程度自分の「自由」にものを動かせるというのは確かにすばら しいことだろう。
ただ、ここで一つ問題があって、誰でも自由にソースコードを理解して改変で きる技能があるかということだ。そんな意味で、教養学部に情報系の科目があ るのかもしれないとふと思った。インターネットというプラットフォームでは 別の言語を習得することが必要なのかもしれない。それが、逆に別の意味で規 制となってしまわないか、という心配はあるのではないだろうか。 ところで、最近、地上波デジタル化が加速しつつあるが、アナログの流れてい た周波数帯は数十年後はいったいどのように使われるのだろうか。少なくとも、 計画上ではアナログ放送は打ちきりらしいが、広い帯域が使われないのは残念 ではないか。例えばここを、Lawrence Lessigの言う自由に使える(もちろん きちんと制御されたprotocolで使う)のなら、素晴らしいのではないかなどと 夢みたいな事を思ってしまうほど、規制の見えない縛りというものを感じた。
There is no IGLU Cabal. The former Cabalists have been swallowed by the black
hole of MPPL (Most Powerful Programming Language) and find the mundane
programming problems posed by Linux kernel and applications to be incredibly
elementary, trivial and boring.
Omer Zak in Hackers-IL message No. 1302
("Most mind-expanding computer language?")
-- Omer Zak
-- Hackers-IL Message No. 1302 ( http://tech.groups.yahoo.com/group/hackers-il/message/1302 )
"O frabjous day! Callooh! Callay!" I chortle. We have found the optimum price,
$220, and that's how much you should charge for your software. Thanks for your
time.
Ahem.
Thank you for your time! Nothing more to see here! Move along now!
You're not leaving.
I see.
Some of the more observant members of my audience have detected through
careful analysis of the scrollbar position in their web browser that I might
have something more to say other than "$220."
Well, maybe. There's just a tiny little loose end I left untied which I might
as well tie up now if you're all still up for it. Ok? OK!
-- Joel Spolsky
-- "Camels and Rubber Duckies" ( http://www.joelonsoftware.com/articles/CamelsandRubberDuckies.html )