音声信号用DACは非常に多くの種類があるが、電子回路製作の趣味を持つ人であれば、一度は何かしらのICを触ったことがあると思う。
両方のICとも、サンプルを入手する機会があり、その時に組み上げたものである。DAIレシーバがないと動かないので、 TIのDIR9001を入手して組み合わせて使っていた。基本、単電源で使えるので、非常に作りやすい。 初めにMAX5556の方を製作し、その後でTDA7535の方を同じ基板で作った。それまでDACとして使っていたのはYAMAHAのWaveForce 192DというPCIのサウンドカードで、 Analog DevicesのAC97コーデック(AD1819A JST)が載っているもので、それでもかなり良い音ではあったが、MAX5556の方を初めて聞いた時には、その音の抜けの良さに驚いた。 ちなみに、初代のWaveForce 192 XGの方には、旭化成エレクトロニクス(AKM)のAC97コーデック(AK4540)のOEMが載っていて、Linuxでは、AKMの型番が表示されるが、 IC上にはYAMAHAの型番(YMF-730S)が印字されていた。SPDIF光出力のできる上位版がWaveForce 192D(Waveforce Digital)で、 広告上はS/Nが良くなったとのことであったが、聴感上はS/Nの改善の割には音が荒くなり、好みではなく、しばらくしてから初代の方に戻した記憶がある。 RMAAの計測上はTHDがかなり悪化しており、回路上の問題があったのかもしれない。 さて、TDA7535の方は20bitという触れ込みであるが、MAX5556よりも荒い音しか出ず、がっかりした。MAX5556の方は24bitまで受け、 -87dB THD+N /+87dB Dynamic Range、TDA7535は94dB TDH / 96dB Dynamic rangeとあるので、データシート上の値はTDA7535の方が良いのだろうが、MAX5556の方には 実測データが多いのに対しTDA7535の方は殆ど載っておらず、実際のデータは少々異なるのかも知れない。
SONYのCDプレーヤ(CDP-222ES)に載っていたのを回収して再利用したものである。2倍(96次)のデジタルフィルタで、実際のプレーヤではLPFにフィルタモジュールを使用していたが、 使い方が分からなかったので、後段のLPFにはGICフィルタを再設計して載せた。一枚に載せた後で、ワードクロックが別途必要なことが分かり、別基板を追加した。 ただのカウンタなので、もう少し単純な論理回路で良かったのに気づいたのは、少し後になってからである。別に悪い音ではなかったが、どこか古くささがあり、48kHzまでしか 使えないこともあって、少し使用した後はお蔵入りになってしまった。そこまで良い音でなかった理由の一つには、電源等の配線がのたうち回ってあまり良くなかったせいもあるだろう。
<sussman> rollin rollin rollin <sussman> keep that tarball rollin <plasmabal> o/~ roll roll roll the ball o/~ <plasmabal> o/~ gently down the stream o/~ <sussman> roll the plasma ball? * plasmabal roll~~~ #svn -- #svn, Freenode