もともと、研究者や医療従事者は、大量のデータを扱う関係上、Windowsが出てくるよりもかなり昔からコンピュータを好んで活用する傾向があった。その関係でMacintoshを使う 人が多いわけだが、その中で有名なものにカード型Database SoftwareであるFileMaker がある。現在ではもっと高級なものも開発されているが、昔から使っているということでFileMakerを使い続ける人が多いときく。
ところで、最近福島で産婦人科医が逮捕される事件があったが、あれ以降ネットワーク内での医療従事者の活動が盛んになってきたような気がする。インターネットの活用としては、 もともと文献検索でPubMedを利用したりすることがあったが、最近ではblogを執筆する人も増えたようである。さらにblogに盛んに書込をするようにもなったようである。
最近知人に教えてもらった話によると、ある”医療訴訟専門”弁護士の書いているblogが炎上したとかで、のぞいてみた。 突然 マチ弁日記おばさん弁護士の独り言 ウェブリブログとかいうものらしい。 なんでも、医療訴訟を食いものにしていると思われたようで、さらに気に入らない投稿を削除したことから”炎上”になったらしい。 ためしに”マチ弁日記おばさん弁護士”でYahoo検索をかけたところ、本人と思われる事務所のホームページが見つかった。しかも、 「以前のYahooキャッシュ」と「現在」 を比べると、blogに向けたリンクが削られている。どうやら、本人が晒されてしまうことを 嫌ってのことなのだろうが、インターネットの世界の掟というか、一旦発信したことは まず取り消せないということを知らないのか、とりあえず消したつもりになっているのだろうか。
もともと、「正真正銘ひとりごと」というタイトルで 以下のようなコメントを残し、さらに投稿された文章を削除したことから始まったようだ。
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突然、まじめな話をするが、ここ最近で一番ショックを受けたのは、奈良県の妊婦死亡事件の裁判のニュースである。
私も、昨年、最高裁まで争った産婦人科分野の訴訟では、某サイトで書き込まれた記事を読んで、正直言ってめげた。
で、今回、何にショックを受けたかというと、医療側の主張である。今まで、産婦人科分野の訴訟をするたびに、一病院を相手にしていると言うよりも、
産婦人科学会を相手にしているという感が強かった。裁判所が「鑑定」という度に、私は、その鑑定医の推薦はどこに頼むの?
産婦人科学会相手の裁判で、医師会の顧問弁護士が代理人で出てきているのに、学会に推薦して貰うの?医師会に推薦して貰うの?
学会と関係のない大学なんてあるの?近畿の医療訴訟での裁判所ネットワークって何?って思ってた。そして、医療側が出してくる私的鑑定書は、
鑑定人の名前を見れば、産婦人科学会を通じて頼んでいるのねと丸わかり。当時産婦人科学会の牙城と言われていた「某大学の助教授」だったりした。
それを見て、いつも、自分が相手にしているのは、一病院じゃない、産婦人科学会なんだと思っていた。
ところが、今回の奈良の裁判では、報道が正しければ、被告は「医療界」をあげて、闘うらしい。おっきくなってる!!
しかし、医療界をあげて闘うのであれば、裁判所はどこに鑑定依頼をするのだろう。大阪地裁17民事部の裁判官たちも、今頃、悩んでいるのでは?
実は先日、高校時代の友人とお酒を飲んだ。メンバーは、医者、弁護士2名、新聞記者だった。医師の友人が、「裁判を提起されたと言う話を聞くと、
どれだけ医師としてモチベーションが下がるか」とかという話をした。私は、医療過誤というのは、訴訟提起に至るまでの過程はそんな簡単なものではない、
訴訟提起した人たちがどんな思いで、訴訟にまで踏み切ったのかわかっていないと反論した。多分医師の友人が言っていたことも真実なんだろうと思う。
でも、医療過誤訴訟というものが理解されていないというのも真実である。
自分が受任した先の最高裁の案件でも、サイトに書き込まれた批判は、とんでもなく的はずれだった。そこまで批判するなら、判決文の隅から隅まで読んで欲しいと、憤慨した。
自分自身が担当した事件でも、真実がわかればそれで良いと、(医師の過失がはっきりした時点で、)判決を貰えばそれ以上の賠償金を手にできるのに、
和解した依頼者も居る。最愛の人を失って、真実が明らかになっても、あえて、和解に応じたこの依頼者はすごいと、私は心から思った。ちなみに、
真実が明らかになった証人尋問の日、当該医師は真実を明らかにしちゃった人(この人も勇気がある)と依頼者を傍聴席からすごい目でにらんでいた。
裁判は金銭的な解決の手段であるが、それだけではない。逆に言えば、医療過誤訴訟は、単にミスを防ぐという医療スタッフの努力だけではなく、
事故が起こったあとの対応如何によっても減らせるのではないかと心から思う。
そこに気づいて貰えたら、学会をあげてとか、医療界をあげてとかいう対立構造は影を潜めて、医療訴訟を減らすための協同作業になるのではかなろうか。
訴訟リスクの高さが、産婦人科医の数を減らしているという。確かにそういう見方も有るのだろうと思うが、それが医療過誤訴訟を起こすからだ、
といっているように聞こえるのは、私だけだろうか?患者はどういうときに医療過誤訴訟に踏み切るのか、どうすればミスが減り、
どうすれば訴訟に至らずに解決できるのか、それこそ産婦人科学会をあげて、取り組んで欲しいし、その取り組み状況を患者側にわかりやすく公表して欲しい。
...
ちなみに次の項目である「突然」も炎上していた。時間がたってからまた考えるためにも記録しておくことにする。
5. Authentication: In the simple old days, to recognize someone you'd just look at his face and try to remember who it is (if you didn't forget it in one of the Blue Screen of Death episodes). But there's a much better way, which is more mathematically-sound: RSA! Why try to remember a (many times ugly) face, when instead you can remember a person's 1024 bit RSA key? (remembering 1024 ones and zeros is a lot of fun! try it!) Then, when you meet the other person, and you want to be sure it is *really* that guy, not some Hannibal Lektor who pealed his face off and wore it, all you need to do is to make up a random number (try not to choose 7, because that is too easily guessable!), do some fun arithmetic with 1024 digit numbers, and then tell the other person the result (hoping that the other guy doesn't get bored by you reading out aloud the digits "one" and "zero" a thousand times) and ask him to try to guess the random number from it. If he succeeds, he's not Hannibal Lektor - but he's probably mad anyway. -- Nadav Har'El -- Hackers-IL Message No. 1,408 ( http://tech.groups.yahoo.com/group/hackers-il/message/1408 ) Rule of Open-Source Programming #6: The user is always right unless proven otherwise by the developer. -- Shlomi Fish -- "Rules of Open Source Programming"