こーゆー情報を時間に合わせて記録してゆくとする。どのタイミングで、どの高さの音を、どれくらいの強さで、鳴らしたり、止めたりするのかを、全部記録するわけじゃ。全部数値データなんじゃから、こりゃコンピュータでばっちりじゃ!というわけで生まれたのが「シーケンサー」じゃ。「シーケンサー」にはQY100のよーな専用機や、SOLなどパソコンのアプリケーションソフトがある。見た目はまるで違うんじゃが、中でやっとることの基本はどれも同じじゃ。
MUSIC SEQUENCE SOFTWARE
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MUSIC SEQUENCER
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ま、画面が大きい分、コンピュータでSOLなどのシーケンスソフトウエアを使うほーが初心者にもわかりやすいのではなかろうか。また、SOLでは表示された譜面上に音符をいっこいっこ置いてゆく入力方法や、数値を入力してゆく方法など、入力の仕方もいろいろ用意されくふーされとる。全然鍵盤が弾けない人にも、しっかり楽しめるよーになっとるわけじゃ。自分に合った入力方法が選びやすいのもSOLのほうじゃろ。
さて、記録するだけではもちろん何の役にも立たん!記録されたデータを再生出来て「シーケンサー」は、はじめてお役に立つわけじゃ。あたりまえの事じゃが、すべての「シーケンサー」は記録された情報を、再び時間軸にそって出力する機能を果たす。しかし、その出力データ、MIDIデータは、音そのものの情報ではない。「シーケンサー」が送り出すMIDIデータを受け取って、実際の音にする機械が必要となる。これを一般にMIDI音源と呼んどる。いわゆるシンセや、サンプラー、ドラムマシーン、電子ピアノなどじゃ。 |