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第拾回
コードでゴー!〜その3
では、
C - Am - F - G
を使って、もう少し遊んでみることにしよー。
最後のGじゃが、G7にする。理由は説明しない、うんざりするから・・・。
とにかく、身体で響きを感じてほしー。
G7は ソ、シ、レとルートのオクターブ上から2つ低い音のファがその構成音になる。 |
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さて、この4つのコード、さっきはどんなふーに押さえたじゃろか?
おそらく、左図のよーに押さえたんじゃなかろうか?
これは間違いとは言えないが、ずいぶんと音が飛んで落ち着かない感じがするじゃろ? |
そこで、同じ構成音で並び方を変えてこんなふーに押さえてみよー。
C(ドミソ)-Am(ドミラ)- F(ドファラ)-G7(シレファソ) |
どうじゃ?音があまり飛ばないし、押さえるのも楽になるはずじゃ。
しかし、一番低い音がルートで無くなったので、コード感がよくわからなくなっている。
コードの中で一番大切な音はルートじゃ。
ルート音が一番低くなければ、なんのコードなのかわかりにくくなる、コード進行で作られるイメージというか雰囲気が薄くなってしまうのじゃ。 |
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そこで、ルートだけを単音で左手で足してみよう。 右手で3つの音を押さえて、
左手で単音のC(ド)- A(ラ)- F(ファ)- G(ソ)を押さえるのじゃ。
また、G7は左手でルートを弾くので右手のG(ソ)は弾かなくてもいいじゃろう。 |
左手 C(ド)-A(ラ)- F(ファ)- G(ソ)
右手 C(ドミソ)- Am(ドミラ)- F(ドファラ)- G7(シレファ) |
ちょっと難しいかもしれんが、30分も練習すればそれとなくできるよーになるはずじゃ。
くりかえしやってみよー。
これならコード感もしっかり出て、しかも安定して聞こえるじゃろ?
右手の並び方を変えた押さえ方をコードの展開形という。
たとえば、次のよーな展開のしかたもあるじゃろ。 |
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C(ミソド)- Am(ミラド)- F(ファラド)- G(レファシ) |
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こーゆー組み合わせ方は山ほどあるじゃろうし、組み合わせによって雰囲気も少しづつ違う気がせんか?
この展開の選び方がセンスなわけじゃ。
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さて、ここでいきなりじゃが、作曲にチャレンジする!
このコード進行をなんども繰り返してみてほしー。
身体が動きを覚えたら、鼻歌でこの伴奏にあわせてテキトーにメロディを作ってみよー。
ぬぁーに、そんなにむずかしく考えることはない。思いつくままに自由にやってみることじゃ。
何度か繰り返してメロディーがかたまってきたら、そう!今日からおぬしも作曲家じゃっ! |
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次回、出来上がったメロディーを使って、いよいよあんさんぶるなアレンジ、
打ち込みのスタートじゃ、「ベースでぶんぶん!」乞うご期待!
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